海峡映画祭2日目、
『サンダカン八番娼館 望郷』を観賞後、高橋洋子さんのトークショーへ。
その後、『旅の重さ』を観賞。
『サンダカン』を観た後に高橋洋子さんの舞台挨拶があったのですが、
高橋さんが登場した時に涙がこぼれました。
他の女性の皆さんもハンカチで涙を拭いていたようです。
それが何の涙なのかは自分でははっきりとは判りませんが、
いろんな気持ちが重なって出てきたものだと思います。
その気持ちは女性じゃないと解らないものなのかもしれません。
高橋さんは体当たりの演技でした。
田中絹代さんの演技、本当に凄かったです。
若い時は清純な役をされて、サンダカンでは老人役、
こういう方が本物の女優と呼べる人なのだと思いました。
高橋さんのトークショーでは映画の撮影時のいろんなエピソードが聴けたし、高橋さんのお芝居に対する気持ちも解りました。
ミュージシャンの方とご結婚されていてお子さんがいらっしゃるとは思いませんでした。
とても明るくて若々しくて〇十歳とは思えませんでした。
『サンダカン』も『旅の重さ』も以前テレビかレンタルで観たと思うのですが、
やっぱり大きなスクリーンで観ると全然違いますね。
この日、市内で某局の公開番組がありました。
公開番組のゲストは井上真央ちゃんと高良健吾君だったので高良君にも会いたかったのですが、高良君には『武士の家計簿』の舞台挨拶の時も会ったし、功山寺のイベントの時にも会ったし、高橋洋子さんのお話はなかなか聴けないと思い、公開番組は予約録画して映画祭に参加しました。
高橋さんの貴重な色々なお話が聴けたので、映画祭に行って本当に良かったです。