Blog ©ヒナ ─半径5メートルの毎日から見渡す世界

ラテンアメリカでの日々(1999〜)、さいたま市(2014〜北浦和:2021〜緑区)での日記を書いています。

アマゾン社

2022年04月18日 | 日本で暮らすなかでの日記

Amazon Driveについて、かなり深掘りしたサイトを見つけました。

https://blog.ymsro.com/2017/02/Amazon-Drive.html

ただわたくしは少しこの系統に絡む仕事をしていましたが、外門を突破したくらいで内門の中はまったく把握できていない見解だと思われます。

結論から言うと、クレジットカードが国籍を持っていること。端的にここに起因しますし、帰因します。

要望があれば詳細は書きます。まだちゃんと調査してからでないので(現時点でいくつかの大企業の情報処理センターに勤める友人に聞きましたが、コロナ禍でこうしたものが世界的により一層使われるようになり、そしてこの戦争です。そしてわたしがメキシコにかなり無理をして滞在していたということから知り得ました)、まだわたしのFacebookでのトモダチ範囲でしか公開していませんが。Amazonへの名誉毀損になるかもしれないかとチキンになってここでは書けませんでした)。

 

ひとことだけ。

海外に日本で使っていたPCを持ちだして仕事をしたり、イロイロと作業をしようと考えられている方々。

(もの凄い長々となる説明を省略して→)わたしはそれで400GB分のSSD内のデータにアクセスできなくなりました。


わくちん三回目

2022年04月08日 | 日本で暮らすなかでの日記
四半世紀前くらいに死んだオカンが生きてたら、
 
「おかーさん、今日わくちん打ってきたからご飯つくられへんしな。でもな、特別やからバリっと張り込んできたでぇ」といって、たぶんこんな買い物をしてきたと思います。
 
ま、ここまで程に「清一色」ではないにせよ、「混一色」でたぶん「チャンタ」くらいは乗っけてきてたはず。
 
「ほんでな、おかーさん、今日、帰ってきてからお寿司食べさせてもーたわ。おかーさん、甘エビすきやろ。プリップリやったわ」とか言わんでもええこといいながら、でもそれも割引シールがあったはずです。
 
でもって、明日ボクは、学校で友達に、
 
「え、ナカタ、今日なんやねん。スパゲッチィけ。なんやカッコええやんけ。なんかイキってるやんけ」
「ちゃうねん。なんかオカン、昨日わくちん打ったとかで「今日は弁当作られへんしな」っちゅーてこんななってん」、と、
 
この4食200円(たぶんオカンは「しかもそこから3割引やで」と自慢げに言ったことでしょう)そのまま二人前ずつ、でも、ちゃんとチャチャっとレンチンでモヤシ(でも大豆豆のエエヤツ。でも割引)のお浸しとか、レタスとか揃えてもらってたんでしょう。
 
 
むかし、朝日新聞の四コマ漫画に、
 
「サトウサンペイ」というのがあって、たしかもの凄い長者漫画だったのですが、二月末日の朝刊で、たしかオカン役の女性が、
 
「今月は二月だ。日数が少ないから家計が助かった」というのが連載されたとき、オカンは、「これ、めっちゃわかるわ。この漫画、ホンマあたし好っきゃわ」といったのを鮮明に覚えています。
 
終生、「子どもたちと一緒にいたい。子供らはもっと若い人がエエやろけど。わたしは嫌なんや。教頭とか校長とか。だから教頭試験受けへんねん。その代わり、うるさいから教育大の研究生になってん」と言い張り続けたオカン。
 
ある日、あまりにボクらが食べても食べてもいつも「腹減った。なんかない、オカン」というので、ブチ切れてついに、
 
一升炊きのジャーを買いました。弁当に一人二号ずつ(一人二つ。早弁用とクラブ前用と)。夜に一人1号ずつ。
 
 
1997年春。広島大学附属病院の病棟で、わたしにオカンは、
 
「なんや、ガンちゅーのは親がなったら子どもはならへんらしいで。おかーさんがなって死んだげるから、あんたらは大丈夫や」、と囁きました。「来年も黄金山の桜のトンネル、みれるかな」──その8月15日が命日です。
 
それから十何年。
 
偉そうに教壇なんぞに立ちやがって、上野先生とか落合先生の書誌情報を板書するようになって、
 
「ようやく気づきました。こんなバカなわたしだから」(かりゆし58「アンマー」)
 
本当にありがとうございました。そして、
 
こんな単純な目の前の不平等を、何も気づかずにすみませんでした。
 
死ぬまで考え続けます。
 
 
 

そろそろお出かけしたいですね。

2021年11月13日 | 日本で暮らすなかでの日記
かつて研究室の後輩で、いまは自分の職場環境をセルフブラック化させている人がいるのですが、珍しく12月に彼に回ってくる共同研究の発表を、今日でオフラインでやるらしい。
 
たぶん、今出川通りの天一でこってりが食べたくなったんだと思う。
 
わたしもついていこうと思う。論文も終わってることだし。電車とか新幹線も乗りたいし。
 
嗚呼、羽田から熱海まで飛行機に乗ろうかな。
 
ものすごいワクワクする。
 
とうとう執筆エンジンにさらにニトロをチャージするかのごとく、ニンジンをぶら下げるようになった。
 
想像は膨らむ。
 
あのどろどろの白濁スープにチャーシューをちょっと贅沢してマシマシにして、シャキッとしたネギをクソほどブッ込んで、コリっというシナチクも足して、そこに真っ赤な辛い味噌をコテっと鉢のヘリにこすりつけ。
 
で二人で行くからには、贅沢に、もうボクらは貧乏院生ではないのだから、ぎょーざとかちゃーはんとかも頼んだりして。
 
で、僕も大瓶のビールをコップにいっぱいだけ注いだりして。
 
で、食べたあとには久しぶりに外に出て、タバコをぷかーーーーっと。
 
あぁ、美味しいんだろうなぁ。
 
今年の年越しはヴィエンチャンにしよう。決めた。
 
紅く染まるメコン川をみにいこう。
 
⇩こんな子供だましで、ボクの自粛モードでたまったストレスは発散しない。
 

マウスピース作成タイム

2021年10月27日 | 日本で暮らすなかでの日記
今日、歯医者さんで奥歯にかぶせものをしたのですが、「歯並びが悪すぎる」とのこと。
 
私も薄々わかってましたが、上下がカチンとあたる合わせ方が四パターンくらいあるんです。わたし。
 
「経年劣化でガタのきた蝶つがいみたいなものでしょうか」と尋ねたら「ハハハ♩」と。
 
ということで、歯型を型に取るマウスピースをすることになりました。「このままではどんどんまた歯がすり減っちゃうよ」らしんで。
 
ということで買ってきたマウスピースをご飯食べて歯もキレイキレイに磨いて、「さて作るとするか」と解説書を開けたのですが、これがもうかなりよくわからん。
 
でも昨今は、QRコードが載ってるんですよね。Youtubeの動画URLでした。もう何でもかんでもYoutubeですね。電気屋の店員の商品説明も、Youtube動画みながら説明されました。こないだ。
 
ということで、動画をみながら世界にひとつの私のこの、八重歯が両方ともそっぽ向いた歯形に合うマウスピース作成タイム。
 
「まずは商品を水で切れに洗って、80−90℃のお湯につけて、この原型を(デスマスクをとるみたいに)やわらかくします」とのこと。
 
そんな80−90℃とかいわれても。。。
 
ということで、スマートウォッチの体温計でやってみた。
 
スマートウォッチ、激怒して壊れる。
 
そりゃそうだ。
 
そこまで熱く燃える血など、わたしは持っていない。
 
ココロからつば九郎にオメデトウといえるくらい、すがすがしい負けっぷりをしたので気持ちがいいです。
 
😀

つば九郎。よかったね。

2021年10月27日 | 日本で暮らすなかでの日記
つば九郎。よかったね。
 
で、「8年目」
 
?!
 
ということであまりにもニュースを見たくないので過去を振り返った。
 
はじめに)Gはいらん。考えたくもない。
 
1)広島はついこの間、無敵だった。あんなポンコツだったゲッツー新井さんが活き活きと野球をまたされていた。
 
2)中日は落合長期政権で、無双だった。
 
3)横浜は大魔神がやはり大魔神で、負ける気がしなかった。
 あとアタシがラ米に人生を賭けて渡航する最後の甲子園で、ベロベロのなか、ただひたすらライトスタンドに打たれたHRを見上げた記憶しか無い。そのままその時持ち込んでいたサントリー・オールドの小瓶は、その後、アタシがどこかに行くときにウィスキーを詰めていく水筒と化した。コスタリカ行きの人生初めての飛行機にもコイツは同行してくれ、着いてスペ語が何も話せないまま契約したホームステイ先で、どうやら禁煙ということがわかり、そのまま半年、こっそり夜中にタバコを吸った灰皿になった。まさか27にもなって便所で隠れてタバコを吸うとは夢にも思っていなかった。
 
考察)してみるとおい。とら。
 たしかに星野さんの優勝はマジで魂が震えた。でもその後の日本シリーズで、なんやよーわからんクリーンナップがおわった6番だか7番で、しこたま城島がHR打っていた記憶しかない。あのバッティングの構えからはHRの映像しか連想しない。さらにはもっと後に、彼は阪神にきたが、ド頭で満塁弾を打ったくらいは「やはり」とアゲアゲになったものの、すぐにベンチで茶飲んでマッタリほっこりしている画しか思い浮かばなくなった。
 「おーん」と呟きながら必ず一点を取らなアカンときには確実に取る野球のできる岡田時代は、期待した通りちゃんと優勝(2005)してくれたが(アタシは来季は岡田さんがいいという意見である)、下剋上してきたロッテに4戦連敗という凄まじい負けっぷり。
 
してみるとなんだ。
 
わたしたちは「日本一不幸な」(チエちゃん)野球ファンか。
 
せめてもだ。
 
確実にコテンパンにGはイチコロに。
 
たのむぜ。
 
とにかく疲れる1年だった。
 
来季に再来するバースが楽しみだ。1986年から数えて何人目だろうか。
 
😀

飛行機にのりたいなぁ

2021年10月03日 | 日本で暮らすなかでの日記
今日の夕暮れ、
 
雲一つない秋空に、次々と飛行機が飛んでいくのをずっと首が痛くなるのに見上げ続け、
 
「あぁ、飛行機に乗ってラテンアメリカに行きたいなぁ」
 
、と。
 
 
アタマには、
 
夜中に目覚めて、真っ暗の通路を最後尾まで行って、
 
カップラーメンとサンドウィッチをゲットしてご機嫌に席に戻ってお笑いの動画を声を押し殺しながら笑っている自分がいました。
 
でもよく考えると、方角的に、
 
羽田にINする航路としか考えられず。
 
ならば「あぁ、もう日本か。家までだるいなぁ。楽しかったなぁ。とにかく荷物を受け取って外に出たら、ペットボトルに仕込んだテキーラをやりながらNEXに乗ろう」
 
という、たいそうネガティヴな光景にかわって凹みました。
 
😀
 
あと、この直後です。
 
 
「カモも溺れかけることがあるのだ」と、初めて知りました。
 
あと、電車が全部勢揃いしていて、「ナントカ機動戦隊」みたいでチョーかっこよかったです。
 
 

お酒の秋

2021年10月02日 | 日本で暮らすなかでの日記
9月末〆の原稿がかなり理論的大技だったためでしょうか。
 
〆を耐えたものの頭がくるくるパーになるくらいクルクル回って困っております。
 
そんななか、これに酷く悩んでます。
 
「気分」とつけるからには、「そのような気持ち」になれる商品だよ、ということが言いたいのはまちがいないところで、
 
「お酒を飲んだかのような気分になれるノンアルコール飲料を飲んだような気分になる飲み物」って。。。
 
ならばこのような気分になれるというのであれば、
 
最初からお酒を飲めばいいだけの話ではないのでしょうか。
 
だから結論としては、「一周回ったりせずに素直にもっと安くで売っているストゼロなんぞを飲んで、正味気持ちよくなってゴキゲンな気分になった方がずっといいのでは」ということになるとおもいました。
 
こんなに何周も回さなくてもいいとは思います。
 
しかもこれ、カロリーもゼロなら、糖分もゼロです。ではいったい誰の何のためにこれは存在するのでしょうか。謎です。
 
「無」を「虚」にしてどうしようというのでしょうか。
 
存在論者か、実存主義論者か、精神分析学者か、記号論者か。
 
サルトル? キルケゴール? ラカン?あるいはジジェク? ソシュール?あるいはエーコ?
 
誰にたずねたらいいのでしょうか。
 
😀

本の紹介① ──池澤夏樹『マシアスギリの失脚』(新潮社)

2021年10月02日 | 日本で暮らすなかでの日記
ナカタの母親は、小学校の先生をしていたのですが、「中学校の先生と、高校の国語の先生の免許は持っている」と言っていました。
 
といまいえば、「あぁ、ナカタは親の影響でこげな生業を」と思われるかもしれません。
 
ですが、わたしが小学校2年の時に母親がクリスマスイブに、わたしの寝床においてくれたのは、『ドラえもん』の2巻と3巻でした。
 
「お父さんが毎日ラッシュの電車通勤が辛いと言っているからプライベート地下鉄を通してやろう」という親思いのドラえもんと、「ドラえもんが猫である」ということにたいそう感激したわたしは、
 
毎日毎日、「もう電気消して寝なさい」と言われても黄色い豆球ひとつで『ドラえもん』を枕元で呼んでいたために、途端に視力が暴落しました。
 
懲りりゃいいものを、「母親がセイユーに行くのについていけば『ドラえもん』が買ってもらえる」ということに味を占め、瞬く間に発売されている全巻を揃えました。
 
小学校のトモダチに、発売もされていない26巻かだかを「持っている」と嘘をついて、「読ませてくれ」「読んだら貸してやる」「いつになったら読むのだ」「まだ読んでない」「オマエは嘘ついたんちゃうんか」とバレてしまい、コスタ・リカに脱出する28歳まで飲みにいきゃことある毎に「今度『ドラえもん』の26巻もってこいよ」とイジられていました。
 
そんなワケで、わたしは本を読むのが大っ嫌いでした。
 
近所に住む同じ学校のイタガキ君なんかが、『西遊記』とか『三国志』とかを読んで、それはそれは教養を増していくのを、母親はその後たいそう嘆くことになります。
 
小学校の時の読書感想文なんかは、それはどえらい苦行で、わたしは「ウナギが海に出て旅をする」という物語を3回くらい使い回した記憶があります。
 
高校に入っても、ようやく文字を読みはじめて母親を少しは安心させはするものの、いつまでたっても『シャーロック・ホームズ』しか読む気になれなかったことに引けを感じたか、
 
でもやはり読書感想文があまりにも面倒くさかったので、図書室で絵本を探して『星の王子さま』でなんとか凌ごうと、完全おふざけ100%で、現代社会の矛盾となぞらえる裏読みをしたところそれがモノの見事に定年間近の先生が一周回って深読みしてくれてたいそうハマり、張り出しになりました。
 
こんなレベルで「これでいいのだ」と味を占めたものですから、国語なんて何が何だかサッパリです。古文や漢文に至ってはアラビア語の文字くらい宇宙人の暗号のようでした。
 
一方でy=2x+1みたいな字句に垂直に図形を回転させた体積の計算なんて、面倒くさいだけで何が難しいのかすら理解できませんでしたが。
 
ですので、結局一浪して満を持しても、二次の数学の問題は30秒くらいで一問目は見切ったものの、国語はセンター試験ですら120点としこたまの点数で、
 
わたしが単著をだした2013年、都内の私大が現代文の入試に使わせてくれと問題文を送ってきたのですが、漢字が全滅なのは言うに及ばず、最後の「著者がもっとも言いたかったものを次のア〜オの中からひとつ選びなさい」という問題に至っても、
 
イ・ウ・エのいずれもが「これは言いたかったこと」でして、結局60点くらいしか正解しませんでした。
 
このあとさらに「ベネッセ」がこの入試問題を気に入ったとかで、「さらに改良をして使いたいのだ」と仰ってこれまた問題文を送っていただきましたが、さらに難しくなっていて手に負えませんでした。
 
そんなわたしですが、やはり台風も去って秋ですので、「秋といえば鉄板は「読書の秋」」。
 
少しずつ味わいながら楽しめる本を紹介しようと思いました。池澤夏樹『マシアスギリの失脚』(新潮社)です。
 
19世紀初頭に多くの国が宗主国から独立し、19世紀後半には近代資本主義国家への発展の途上についたラテンアメリカでは、
 
当然20世紀を通じて米帝の「裏庭」にあったわけですから、そう簡単に国家資本主義経済が制約なしに展開できるはずがありません。
 
わたしがたいそうお世話になったグァテマラでいえば、エストラーダ・カブレラやホルヘ・ウビコ。いま書いている本の舞台にしているパラグアイでは、ラテンアメリカで最も長いだろうドイツ系移民のストロエスネルなんかがいました。
 
ということもあって、ラテンアメリカ文学には「独裁者小説」と言われるジャンルがあります。
 
たとえばグァテマラでしたら、ノーベル文学賞を取った小説家ミゲル・アンヘル・アストゥリアスが、そのカブレラに当て擦って『大統領閣下』を残しています。
 
ガルシア=マルケスやバルガス=リョサ、カルペンティエールなどなど、たくさんの世界的に有名な小説家たちがモチーフにしています。
 
『マシアスギリの失脚』もそれを意識しているかと。
 
いまチョコッとググったら、文庫版でも出ているので、(たぶん文庫本でも分厚いかと思いますが)マッタリと秋雨の音でも聴きながら、少しずつ読んでいくのは、たいそうオサレかと思います。
 
この物語のなかでも、カフカの小説によく出てくる「二人組」(二つ?)のように、ホモセクシュアルのカップルが「今日もたくさん話そう。このバーボンがなくなるまで」とかいった、もの凄く素敵なセリフが出てきます。
 
ハードカバー版の表紙がとても綺麗で、「ガチの純文学」みたいなコピーが紺色の帯に書いてあったと記憶しています。
 
池澤夏樹はもっと後にだした沖縄だかなんだかを舞台にした小説で、かなりエコ・脱成長主義の押し売りみたいなものを読まされかけたので、手に取ることをやめました。
 
「ここで取りあげるからには少しは大丈夫か」とググりかけましたが、なんかいろいろいわれてますね。
 
今回は池澤について深く述べませんが、個人的にはこの『マシアスギリの失脚』は、楽しんだ記憶があります。
 
今日、朝から、わたしがいま一番キレッキレだと思うひとりが関わっている畑に行ってきました。
 
秋ですね。
 
赤紫蘇の実をしこたまもらってきて、塩漬けにしようとしています。
 
 
わたしはこの「プチプチ」とした感触がとっても好きです。
 
沖縄料理屋さんでよくお目に掛かったことのある「海ぶどう」ってこんな感じだったかと思いますが、なんせいっつもベロベロだったのでよく覚えていません。
 
あと、なにげにマイナスイオンの善きカホリがする実をもらいました。
 
 
なんだか北米のピーナッツだとか教えてもらいましたが、名前は忘れてしまいました。もう健忘症であることすら忘れました。
 
とにかく「いくつかもらっていいですか?」とお願いしたのは「新築の家の匂いがする」というのが理由です。
 
『マシアスギリの失脚』で、独裁大統領であるマシアス・ギリは、毎日朝に、(南の日本ではない島の国なのですが特注で作らせた自宅の)檜風呂に入るのが習慣だ、という場面があります。
 
この実の匂いをかいだとき、この池澤の小説を思いだしました。
 
さっき綺麗に洗ったので、今日はこれを枕元に置いて寝ることにします。
 
😀

中国の中秋の名月?

2021年09月21日 | 日本で暮らすなかでの日記

 むかしむかし、となりのラボに、シュウさんという中国からの留学生がいました。

 レッツゴー三匹の「三波春夫でございます」の人にソックリだったのですが、

 その二十何年前だかのこの日に、わたしのラボに顔をだしにきました。

 「ナカタさん、今日は忙しいですか?」

 「中国では中秋の名月の日には、みんな集まって、月を見ながら詩を読みます」

 ・・・なんと風情な。

 これはさぞかし貴重な経験になると、

 お邪魔させていただきました。

 部屋に入ると、みんなお酒を飲んでました。

 「ナカタさん。このキクラゲの炒め、ちゃんと黒酢で作りました」と。

 ・・・おい。シュウ。

 詩はどこにいった?

 

 なお、窓は閉まったままでした。

 

 😀

 

補記:

ちなみにわたしは、

JR車両は、関西の、

 │(_ _)│ 

みたいなヤツの方が好きです。 


ピーナッツチョコを贅沢に

2021年09月19日 | 日本で暮らすなかでの日記

 ワタシは糖尿病性網膜症の疑いがあり、

 あとどれくらい眼が持つかわかりません。

 右目には頂点のど真ん中にかなり大きめの「飛蚊」があります。 (cf. 飛蚊症

 写真を勉強しはじめたのもこのためです。両目で本が読めるあいだに「一眼」を覚えようと。

 ということで、モノ書きとしては致命傷。

 モニター上に焦点を合わせる時間はドンドン短くなります。

 物理的にも眼が痛くなるし、なんせ焦点のド真ん中に蚊がつねに移動してくるわけですから、精神的にイライラが募ります。

 ということで、何度も昼寝をするわけですが、

 先ほどここに投稿したからか、バームクーヘンの夢を見ていたようです。

 

 ワタシのこの高血糖はお酒で五臓六腑がメチャメチャになったからでして、お酒をヤメたからには甘い物が教科書通りに大好きです。

 この数日のマイブームはこれ。

 はるき悦巳先生の傑作『じゃりン子チエ』で、チエちゃんとヒラメちゃんが、

 ピーナッツチョコをたべるときには、いつもまずは口の中でチョコを味わい尽くして、最後にピーナッツだけを味わう、というので友情の絆を確認する場面がありました。

 飼ってるネコの「小鉄」に「んなことしたらピーナッツチョコの意味ないやん」とツッ込まれるわけですが、

 これもまた、ワタシの拭い去れないクセでもありまして。

 さらにはこの観点に乗っけること、

 「深く楽しみたいチョコとピーナッツの配分を、一口ごとに調節できないか」と考えました。

 これです。

 

 😀

 これでチョコを早くなめてしまいたいというイライラも解消されます。

 もっとピーナッツをポリポリしたかったのにという未練も残りません。

 

補記:

 チョコを買うときは必ず裏の「原材料名」をチェックしましょう。

 一番最初に何が記載されているかがポイントです。

 「砂糖」とある場合と「カカオマス」とある場合があります。

 後者の場合の方が、正味の原材料コストは高くつきます。「カカオ」をたくさんつかっているからです。

 ジャンクになるほど、あるいは装飾とか高額なキャラの肖像権(何がいっちゃん高額かはここでは書きません)を使ってたりするほど、「砂糖」が最初にきます。

 糖分に気をつけなければならない方、

 ダイエットを望まれる方は、なるべく「カカオマス」から原材料リストがはじまっているチョコを食べた方がいいかと思います。


バームクーヘンの誘惑

2021年09月19日 | 日本で暮らすなかでの日記

 神戸に暮らす友人が、「ユーハイム」のバームクーヘンがとても大好きだし、こんな素敵な活動をはじめたのだとFBに投稿していました。

 ワタシは、こんなけ生きてきても、まだバームクーヘンを食べるときには、絶対に一枚一枚外から剥がして食べてしまいます。

 ・・・せっかく巻いてあるのに。

 

 😀

https://kobe-journal.com/archives/2932623496.html?fbclid=IwAR27XmWQREOskVEdMAgWVyAH2uLdAlps5s1xuyDHc7efoUF_LzZpQ0VOaDA(写真もここから)


ネコとブドウ

2021年09月17日 | 日本で暮らすなかでの日記

 2014年のこの日。

 FBが「投稿しましたよね」と。

 仕事場は涼しくなったので、開放していました。

 はす向かいに八百屋があって。

 そこのネコはいつも、陳列してある何かに混じって溶け込もうとします。

 このときわたしは、

 書きたいモノ書きたいモノことごとく見事に書き切れなくて。

 心の深いトンネルにまっしぐらに突っ込んでおりました。

 生きていてすみません。
 
 😀
 

【回覧注意】食事前の人とかは開けないでください

2021年09月16日 | 日本で暮らすなかでの日記

 なにかと理由をつけて「to Do」欄のトップにありつつ無視していたのですが、

 今月末締めの面倒くさい決済を、朝から一日中やってました。

 さいたま県民お馴染みの午後五時の音楽を聴いた頃、

 ちょうど「宅ファイル便」もおわったので、ゴキゲンに近所のネコに挨拶回りに出かけようとしたら、

 「カサッ」と視界にかなりLサイズの「G」です。

 

 はい、しばらくは隣の空き部屋に引っ越し確定、と。

 しかもベッド脇の服コーナーへ一目散される始末。

 完全に、見失った三億円犯人です。

 

 部屋の扉から何から一切シャットアウト。

 コードレッドの完全「Keep Out」体勢です。

 「アリの一匹とて見逃さん」と、

 銭形のとっつぁんなら言うのではないでしょうか。

 

 片っ端から服を取り除いては投げ捨て投げ捨て。

 ようやく10分程度のちに一噴射しましたが、またさらに服の奥へ。

 カラーボールは当てたものの再び検問を突破された気分です。

 

 ただいまほぼ18時。

 ようやくブタ箱ならぬゴミ箱へとブチ込みました。

 

 窓の風景は『グラン・トリノ』のエンディング。

 流れる曲は「Eye of the Tiger」(Survivor)。

 

 なにひとつ片付いてないのに、ハイジの丘のような清々しさです。

 さて、このカオスをどうしましょうか。

 

 一人孤独に喜怒哀楽を周回しております。

 

 😀

 追記

 昔まだ駆け出しだった頃。

 グァテマラの先住民村落で暮らしていたのですが、調査費も自腹なので一泊1ドルの宿に暮らしていました。

 10年くらい頑張ったあとは、一泊3ドルくらいの宿にいましたが、その時は部屋にベッドが一つあるだけでした。

 バックパックの荷物を出したら、それでもう部屋は満杯です。

 ある夜、寝ようかと布団を上げると、

 枕から「ササっ」と黒いサソリがベッドの奥に逃げ込みました。

 そりゃもう即刻宿主の家に行きまして、

 「ナントカしろ」と言いましたが、

 「黒いヤツだったのなら大丈夫だ。刺されても2週間くらい腫れるだけだ」、と。

 それがたいそう困るからオマエを叩き起こしにきたのだ、とはわかってもらえず。

 バックパック以外探すところがないその部屋なのに開けっぱなしでいったため、

 結局逃げたかどうかも確証つかめず。

 しょうがないから寝ました。

 だから今日は、ただちに部屋の扉を閉めた次第です。

 ということで、

 サソリは黒かったら死なない。2週間程度、たいそう腫れるだけ、ということです。

 

 😀


タピオカがナウいということで

2021年09月16日 | 日本で暮らすなかでの日記

 なんかよく言ってましたよね。

 タピオカって。

 こういうのはすぐに飛びついてみるのがいつもなのですが、血糖値が高かったのでみないことにしていました。

 でも、

 一昨日の病院で「驚異的に数値が落ちました。もう糖尿病患者ではないみたいです。もの凄く頑張ったのじゃないのですか?」

 「わたしたちも、そのナカタさんが作ってらっしゃったレシピをみたいものです」

 と、いってもらいました。

 ならばといきたいところですが、いまさらタピオカだとハシャぐのも「イモ」い(という死語がありました。アラフォーの若い頃には)ので、考えました。

 こんな感じかというものができました。

 興味があれば、タピオカを味わったことがある方、試していただいて、判定していただければと思います。

 タピオカなんていまさらオッサンがイオンで買ってたら、一週遅れで「若い人たちの間で流行っているらしい。乗り遅れてはならぬ」感全開なので使えません。

 ということで、「ドリンクゼリー」と、炭酸水で。

 あと手間を惜しまないのならば、氷をブッ込んで、ちょっと「飲むヨーグルト」なんぞを少し入れると確変モードです。

 簡単なことで、ドリンクゼリーを投入して炭酸水でバッチコ割ればいいんです。

 あとは太めのストローでグニャグニャ混ぜればできあがり。

 たぶんですが、飲むヨーグルトを少し入れると酸の作用かいい感じにゼリーがパフェでみつけた杏仁豆腐みたいになってベターかと。

 だんだんゼリーが溶けて甘みが増しますが、その都度残りの炭酸水を足せばちょうどよかと。

 試してください。

 

 😀


緊急討論:「100均ショップ」たるがなんたるかを忘れたのかダイソー

2021年09月12日 | 日本で暮らすなかでの日記

 いよいよはじまりました。

 われらがダイソー100円均一ショップの、秋のキャンペーン。

 とまれ今回の企画にモノ申したくおもいます。

 100均ショップとは、生活に密着した商品を100円にて、というのがそもそもの主旨のはず。

 なのに今回、これです。

 

 もしこれが、あの全裸で赤いチョッキを着た変態露出狂のクマならダイソーとは縁を切っていました。

 千葉は浦安に、植民地たる「飛び地」をまだ遺す、あの富士額のクソネズミの帝国と手を組むようなことだったならば。

 それでもオッサンがこんなモノ欲しさにシールを集めはじめたら、いけないクスリでも中に詰めて密輸しようとしているのでない限り、それこそただのヘンタイだと思われそうです。

 しかも「一等賞」は千円強という、なかなかの「G」バリの商魂。

 われら貧乏庶民の味方ダイソーはどこに行ったのでしょうか。

 個人的な見解としては残念です。

 

 この企画はさすがに乗れません。

 来年1月まで続くそうです。

 先が長いのが思いやられます。