ネコの「労働」がわかりません。
たしかネコって、一日の大半は寝ているのだと聞いたことがあるのですが。
でも昔何かで読んだのですが、ネコって仰向けになって寝ている時ってもの凄く頭のなかではイロイロなコトを考えていて、とても忙しいのだと、フランスのたしか著名な心理学者が書いておられました。
その時は隣にコヤツがちょうどこんな感じで。
さんざん喰って、遊んでもらって、飽きたら寝てた。いつもだ。
こいつ(「ヒナ」という名前なんですが)を眺めながら「このどこが忙しいのか」とまったく。
とまれ、ネコにしてみればそういうことらしいので。
だから飼いネコで上等なご飯を食べさせてもらっていても、その「労働」には「ゴロゴロと寝ている」ことも含まれることになりますね。
ということで、ならばネコとはとっても主人に尽くす働き者だと。
事実、今月の初めに元グァテマラの先輩から教えてもらったのですが、ネコは年間になんと三日した祝日がないのですよ。
2月20日:興味ないですが、クリントン大統領の飼いネコの何とかだということで、いまちょっとググってみたらこういうことでした。どうでもいい。
8月8日:動物愛護の観点から世界的にネコの日らしい。
10月28日が手こずった。何やら4月11日が米国では「ペットの日」らしく、ほとほと米国には興味のないナカタはどーでもいいとおもうのだが、何やらColleen Paigeという方などが率先して、いろいろペットの日を制定しているらしい。他にも「黒犬の日」などを制定されたとか。
でも基本、ネコは年中寝ていてヒマなように見えてその都度、アタマはとても忙しく働いているとのことなので。
こんな日をいっぱい制定している人間の方がよっぽどヒマなんだろうなと思いますが。
Facebook「Grupo da Página Pensamento Crítico」の投稿より。
(https://www.facebook.com/groups/2413354225583020/?ref=pages_group_cta)
コロナ禍であまり派手に外出できないので、ラテン人を見倣うべきかと。
ラテンアメリカの人たち。
とりわけ例えばニカラグアなんかは、クソ暑いし、お金はないし、仕事もないし、なんせヒマだから、とにかくお金を使わずに自分の毎日を楽しくDIYするか、という点にかなりパワーを使っておられる。
あ、キューバなんか、その典型。ボクがいままで行ってきたラ米諸国の街々のなかで、やっぱハバナがダントツ。
米国がイジめるからモノはないし、お金もないし。だったら全部自分で楽しく工夫して作るしかない。
土産物ひとつとっても、可愛いデザインはメッチャ可愛いし、そっち路線じゃなかったら、メッチャクチャデザインとかが洗練されてる。家具とかお皿とかも。
ボクも基礎疾患を満貫ほど持っているので、ともすりゃ凹んでしまいそうになりますが。
そこはラテンの、あのノリを(もう二年も行ってないので忘れそうにはなりますが)想い出しながら毎日を楽しくすればいいのだと。
ということでラテン語講座。いちおう多分ですが、ボク、スペイン語がわかります。
スペ語ってラテン語が「原型」だとすると、それに一番近い言語じゃないかと。日本語で言えば標準語。NHKのアナウンサーみたいな。
でもって、イタリア語とポルトガル語はその方言程度のモノ。
この見立てはあってると思います。
基本、ラ米で知り合ったパッカーとかで、イタリア人とブラジル人って、まぁ間違いなく旅立つ前にスペ語を勉強した痕跡がない。
ボクだって、リスボンに到着するやいなや、何の躊躇いもなくスペ語で全ツッパ。ふつーにフロントで後輩連れて「二人で一室を。あと、オレたち、つきあってるわけじゃないんで、ベッドはツイン」「はい。少々お待ちください」って。
要は、「U字工事」や「ガレッジセール」がいくらネタでキッツい方言を使ってても、彼らはNHKのニュースはわかるが、日本語をメッチャ勉強してNHKのニュースの難しい単語とかでも全然わかる外国人が、関西に行ったら関西弁が全然分からないのと同じ。
だから、スペ語はかなりオイシイ。
少しでも勉強したら、スペイン旅行で使えるのは言うにおよばず、ラテンアメリカ諸国全部で通じます。
これ、あんがい日本では知られてません。
大航海時代、ポルトガルとスペインは、同じくアジアに香辛料を求めていたのですが、地球を回る方向が西回りと東回りで反対なので、ラテンアメリカが航路にあったスペインがほぼほぼラ米を植民地にしました(除・ブラジルとカリブと、微妙に大陸の三国)。
だから、たぶん、日本で「ラテンアメリカの国、思いつくまま言ってみて」ということで挙がる名前──アルゼンチン、チリ、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、エクアドル、コロンビア、ベネズエラ、パナマ、コスタリカ、エルサルバドル、ホンジュラス、グァテマラ、メヒコ、あとキューバとかドミニカ共和国などなど。全部スペ語です。オイシイです。これがはりきってベトナム・タイ・ラオス・カンボジアなんぞの旅ならば、英語でやるのかな。
で、オマケとして、イタリア語とポルトガル語がもれなくプレゼント。仏語はちょっと別料金かな。
あと、ラテン系の人たちは、英語が世界を支配していることにとても腹が立つ人が多く、とくに観光地でアジア人がペラペラ英語でチョカってるとかなりキツいです。そういうときに、挨拶くらいはラテン系の言語で言えれば、全然フロントとか店のスタッフの態度が変わりますね。
ということで、ちょっとこのブログでは「出落ちネタで外国語講座」シリーズを開講。
いちおう、冒頭の一コマはポルトガル語なんで「ポルトガル語編」としましたが、まずはラテン系言語一般の基礎知識から。
伊語でもスペ語でもポル語でも仏語でも、名詞にはほぼ100%「男性」と「女性」があります。
「o」で終わる名詞は男性名詞。「a」で終わるのは女性名詞。
例外はありますが、どうでもいいです。通じます。というか通します。
スペ語の教材とかでも「第一章:名詞」とかの英語教科書「This is a pen」レベルでド頭から、
「agua(水)はaで終わりますが、la agua(laは女性名詞の定冠詞←どうでもいい)というと「ラ」「ラ」と発音しにくいので、例外的に「el agua」となります」──どーでもいいです。
あと、冒頭の一コマでいえば、foto(写真)、moto(バイク)、なんかは女性。正確には、fotografía、motobicicletaとなり、aでおわるので──どーでもいいです。
こんなことやってるから、スペ語なんてチョー簡単なのに、人気がない。
こんな名詞の区分なんて、少しは役に立つことといえば、日本人の名前って逆転してることが多いことくらいです。
aで終わる名前は女の子。oで終わるのが男の子。
だから、「ヨシコ、ケイコ、エミコ、サトコ、ミエコ、サチコ・・・」全部男性の名前だと思われがちです。でもって逆もまた然り「リョウタ、ショウタ、ケンタ、ハヤト、ミナト・・・」全部女性名詞っぽい。
MSGとかで「ノリコがそっちにいくらしいよ」とか伝えたら、向こうは男性が来ると思ってた、ということはあるみたい。(ボクはヒデキなので経験ないです)
いっぽう、ラテン系の人の名前は絶対合致しています。
ジェニファー・ロペス、アントニオ・バンデラス、ディエゴ・マラドーナ、クリスチアーノ・ロナウド、シャキーラ──男性女性のどっちがaで、どっちがoかワカんなくなったら、ラテンの有名人の名前をおもいだせばいいかと。
ちなみに、スポーツ選手は(書いてしまってますが)あまりふさわしくないです。思いだすのが名字だから。背中の名前は名字です。カブレラとかペーニャとか。
ということで、ラテン系外国語講座第1章「名詞」は、「男性女性が必ずあるが、気にしなくていい」ということで、おしまい。
補足:冒頭の会話は「古い写真だよ」という意味です(「アンティーク」は「アンティグア(-オ)」です。これはスペ語もポルトガル語もそのまま押し切れば通じます)。
ポイントはこの「E」。スペ語では「Es」。いずれも英語での「is」です。ハングルでいえば文末の「ダー」かな。
スペ語では「エス」、イタ語やポルトガル語では「エ」ですが、全部「エ」でひとまずは覚えましょう。
例えば「これですか?」とやりたかったら、それ指さして「エ?」って言っときゃ、ナントカなります。たぶん。
「です」です。
注意:マジメに学習したい人はちゃんとやってくださいね。ここで企図してるシリーズは、やるなら「まったく努力なしで少しはラテン系の言葉が話せて、イタリアン食べに行った時にちょっと陽気なイタリア人シェフと会話してみよう」という人に宛ててます。
ひと用事済ませて、浦和美園駅に帰ってくる。今日も暑いなぁ。早く家に帰ってシャワーを浴びたいところだ。
駅を出ると、ここんとこ日課となっている夕立の分厚い雲がすぐ目の前。
ということで、遊びながら帰ろうと思っていたのを変更してシェアサイクル(さいたまのジモ弁か、さいたま人は「ダイチャリ」という)で帰ることにする。10分ほどだ。
で、近所のコンビニへと返却。
最小の15分70円コースで間に合う。
が、だ。
返却しようと端末を操作しても「位置情報が確認できません」と拒まれる。まぁ、HelloCyclingではよくあることなので、さほど慌てることもなくコールセンター。
そりゃ、こんなけ首都圏でエグい数のチャリンコが走り回っていたら、トラブルも起こるものだ。それでも航空機のLost Baggageよりかは確率は低いかと。
コールセンターの男性の声がすぐに応答する。
「返却しようと思ってるんですけど、端末が位置がわかんないとか言ってできなくて困ってます」。
「では、まず車両ナンバーから言ってください」「失礼ですがお名前を」。
淡々とやりとりが交わされる。どうやら向こうはGoogleアースかなんかで車体ナンバーからこちらの位置を確認しようとしているのだろう。
十数秒経って、見つけたのか、少しトーンを上げて言ってきた。
*ここからの会話、ミリも盛ってません。
「あの、そこ、前に道路が通ってますよね」
「はい・・・」「道路の無いところにコンビニなんて作らないと思いますが」
軽く突っ込んだつもりだが、完全にスルーされる。で、勝手に次に進む。
「あの、そこ、住宅なんかもありますよね」
「はい・・・住宅の無いところにコンビニは作りません」
流石に同じセリフで言うのでボケでワザと言ってるのかと疑う。電話口の男性が、心なしか千鳥の大悟に感じる。「とにかく返せません。どうしたらいいでしょう?」
「近くに森があるようですね」
「はい・・・なんせ緑区なので、緑はあちこちにありますが」
雨も降りそう。湿度もマックス。不快度数99。とにかく早く帰らせてくれ。「あの、施錠はされてますので帰っていいですか」
「はい。ええっと15分を少しオーバーしてますね」
・・・コイツどこまでマジで言ってんだ?
「いえ。返却スポットまで来て、返せないとエラーが出て、2回ほどまたトライしたんですけど返せなくて。で、ここに電話して、「料金に関するお問い合わせは1番を、会員に関する・・・と一通り聞いて」 「それで何分かかかっておりますゆえ」*
*もちろんHelloCyclingは、冒頭でも述べたとおりこういうトラブルは織り込み済みで、決して揉めることはない。このオペレーターも全然対応に問題は無い。ただ、事実としてこのやりとりはありました。
とまぁ、鍵もかかっているからそのままということになり、無事にコンビニでガリガリ君を一本買って帰ってきたわけだが。
あ、豪雨到来。
雨が上がって涼しくなったら散歩のやり直しでもしよう。
わたしの家の周りの「なわばり範囲」は、埼玉スタジアムと浦和美園駅のあたりなのだが、けっこう農園が多いエリアが担当だ。
こんな風に、ほとんど車の音がしない。
ということで、歩いていると自ずと花や草木に興味が行くのだが。
紫陽花の先月なんかは、あっちこっちでモコモコと咲きまくり。
で、昨日には、こんな感じになっており。
⇧、これをわたしは、教養がないからか。
「あ、アジサイって、花が咲いたあとにはこんな感じになって種を蒔くんだね。そうなんだ。人はみんなキミの花を見て綺麗と燥いで終わりだけど、そのあとにはこうなるんだね。ボクはちゃんとみているよ」などと悦に入ってたのだが。
・・・
さっき、これはアジサイとではなく、おそらくは「カラスウリ(烏瓜)」という「朱色の果実のなる、夜間だけ開く花」らしい。
まじ?
なんか「幻想的だなぁ」というクソ陳腐な表現しか思いつけず。
このあたりが、「ポッと出の自然と共に生きてきました人生観」をメッキで繕っている人間の限界か、と。
すいません。