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ラテンアメリカでの日々(1999〜)、さいたま市(2014〜北浦和:2021〜緑区)での日記を書いています。

ノーベルSDGs賞?!

2024年05月25日 | SDGs議論を追い詰める

これほどSDGsとかいうのならば、米議会で「アナタの国の新植民地支配の属国になります宣言」みたいな発言をしてくれた岸田に「ノーベル平和賞を」なんてもはや超国家国連の国際社会のケの字もないような政治に塗れた「平和」云々のはもう廃止して「ノーベルSDGs賞」なんてのをつくったらいいのでは。

というのも、この動画ですよ。

いっておきます。例えばわたしの車は、まったくハイブリッドでもE-Powerでもなんでもない、2008年式のガソリン車ですが、リッター18Km走ります。

一方で、ハイブリッド車でも、レクサスとかならほぼ燃費は同じです。

ですが考えてみましょう。私の車は940kgほどです。対してレクサスは1トン半はあります。

喩え車一台分からの排ガスがレクサスの方が少なかろうが、940kgを1km動かすのと、2トン近いものを動かすのと、トータル出かかる運動エネルギーをつくることから考えたら(それこそ、地球を考えるということです)、絶対私の車の方がエコのはずです。

現時点の最先端技術において、充電電池の容量はそのまま重量にほぼ正相関します。重たいPCやスマホほどバッテリーは長持ちします。モバイルバッテリーがいい例ですよね。容量がでかくなるとほぼ比例して重量が増します。

ですので、斉藤幸平の言うような電気自動車というのは、まったく地球におけるエネルギーのニュートン古典力学のエネルギー保存の法則すら、わかってない。

対してこのエンジンですよ。

間違いなく動力機関の革命的変革のトリガーにはなると思います。

ですが、さぁどうでしょうか。ここからです。これからの経緯が興味深いのは。

質的には、技術的には、確実にいいとしましょう。ですが、このスペインの会社がドイツやフランス、イタリアそして米国、なんていういわゆるウォーラーステイン的な意味合いにおいて、この企業の資本増殖を、国家として許すでしょうか。

何が言いたいかというと、三菱航空機、米国の形式認可下りずに開発断念しましたよね。あれ、ボーイングのOBとか呼んできた人たちに対して、三菱の技術屋が引き下がらなかったからです。十分に飛べます。

ですが、米国の形式認可で認可が降りなかった。たった一枚の紙です。ここからこの不認可に、ボーイングとかがどれほど絡んだかの政治は知ることはできませんが。

あれ、国内だけでも飛ばしたらいいのに。でも採算取れないんでしょうね。

中国が一路一帯とっかいってもう、ほとんど国家がバッチバチの投資期間そのものになった現行グローバル資本主義において──


グローバル多国籍資本の増殖運動と独占資本主義国家の発展運動との拮抗をよみとく、絶好の例かと思います。これも。

https://www.youtube.com/watch?v=yvG8njWcRYA

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