Blog ©ヒナ ─半径5メートルの毎日から見渡す世界

ラテンアメリカでの日々(1999〜)、さいたま市(2014〜北浦和:2021〜緑区)での日記を書いています。

親友の正体

2021年09月08日 | さいたま市(緑区)を満喫する

 先だっての蜘蛛の話の続きです。

 在宅ワークで、しかも仕事上来週まで夏休みなので、相変わらず友人はこの蜘蛛だけです。

 前回ナカタがここに投稿したときには、てっきり蛾が巣に思いっきり「プール飛び込みの腹打ち」のようにダイヴしてきたのだが、梱包したところで固まって死んだのかなと思っていたのですが、

 全然ご健在で。

 翌晩もこのコロナ禍だというのに午後10時くらいには「出勤」されてました。

 ですが、どうやら本屋でいうところの棚卸しでしょうか。開店はしていません。

 というのも、でっかい蛾を10分ほどで梱包した場所から、それをあと1メートルくらい上の所まで運んでおられました。

 何がしたいのか。そのさらに目立つところにわざわざ運んだ理由は何なのか。まったくわからず、その夜はもう諦めました。

 でも翌朝にはちゃっかり、鳥の視角になっている定位置に帰宅しておられます。

 空中には、梱包した「保存食」は置きっぱなしです。

 かなり謎です。

 じつはいま、8月末日提出の原稿に全力投球せねばならない状況なのですが、

 気になって仕方がありません。

 まずは「蜘蛛 種類」で画像検索をかけると、ドンピシャとはいきませんが、どうやら「オニグモ」という名前だと思います。

 生息範囲とか、巣の特徴とか、生態季節とか。

 あと基本夜勤シフトだというのは決定的かと思います。

 そしてエゲツないくらい恥ずかしいことを正直に告白しますと、

 わたしは50年生きてきて、蜘蛛は卵を産むのだということを初めて知りました。

 「蜘蛛の子を散らしたような」という表現は知っていましたが、昆虫ではないというのも小学生の頃に習った覚えがあるので、その辺はあやふやだったことが一気に解決しました。

 もしそれが写真に収められたら。

 いま、「見沼写真コンクール」なるものが開催されています。

 もちろん、こんな「将棋の駒の動き方を覚えたばかり」のトーシローが、数多のアマ・プロ写真家に混ざろうとすることそのものから勘違いなのは重々承知しています。

 「10年くらい頑張ったらせめて佳作くらいに選ばれないかな」くらいしか思っていませんが、とにかくもこういうことを意識して一生懸命勉強することが大切だと思って少しずつやってます。

 毎日、「これまでのベスト一枚」をデスクトップの背景にしたりして。

 現行はやはりこれです。

 ですが、さいたま市見沼とは何の関係もないので、これでトライはしません。

 繰り返しますが、入選するためにふさわしくないというのが理由ではないです。

 募集されたテーマに即したブツを提出することが大切だと思っているからです。

 よくいるんですよね。あるテーマで原稿を依頼したのに、全然自分勝手に好きな球種を投げてくる投手が。

 「アナタにこの7回を託したのは、イッパツ(HR)だけは回避してくれ」というベンチの意図を完全無視して、渾身のストレートをインハイに投げたりする投手です。

 何事も、求められた、白羽の意図を立てて頂いた意図に沿ったうえでのベストを尽くすことは大切だとおもいます。

 

 さて。

 WIKIによりますと、この人が「オニグモ」であったとするならば、

 ──成体が見られる時期は6-10月[10]。産卵は8月から9月末にかけてで、樹幹や軒下などに「汚れたような」卵嚢を貼り付ける[11]。(Wiki「オニグモ」)

 こんな生態をまともに相手していたら、何回日が暮れるかわかりません。

 ですが今日、見に行ったら、なんと。

 

 その梱包物を「店」から「自宅」まで持ち帰り、しかも本人は姿を消してしまいました。

 この写真、右隣に見えますか?

 なにやら、アゲハチョウのサナギみたいなのがひっついています。

──秋に孵化し卵嚢内で幼生越冬、さらに10mm程度の幼体や亜成体、まれに成体でも越冬する[12]。(Wiki「オニグモ」)

 

 「越冬する」との情報、雑すぎません?

 いつの話だ。

 

 とにかくも、あんまり興味津々で付き合うこと自体が見直されるべきであって、わたしもちょっとマジで仕事に戻ります。

 基本、こういうことはスルーすべきだとWIKIにも書いてありました。

「もちろん益虫ではあるが、喜ばれることは少ない。」(Wikipedia「オニグモ」

 

😀

 

 

 



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