Blog ©ヒナ ─半径5メートルの毎日から見渡す世界

ラテンアメリカでの日々(1999〜)、さいたま市(2014〜北浦和:2021〜緑区)での日記を書いています。

平日ですが七夕らしいので。

2021年07月07日 | 日本で暮らすなかでの日記

 「浦和美園」駅という文字は、都内に住んでいたり通っていたりする人なら、多くが見たことはあるかと思う。

 そう、東京メトロ「南北線」の片っ方の終着駅である(正確には赤羽岩淵駅からは埼玉高速鉄道である)。わたしもよく都内で南北線を使ったが片っ方は「西高島平」、で「浦和美園」。

 なんや知らんけど、郊外のオッサレな住宅地なんかなぁ、などと思っていた。

 で、実際にそれが最寄りとなるところに引っ越してきて半年。まぁ、そのマッダームな住宅地、というのは「そうしたいんだろうなぁ」と思われるほど、でっかいイオン以外には何もないクセにやたらとベンツやレクサスの代理店が並ぶ。いま建設中はアウディの代理店だ。

 この駅、なかなかの味がある。その意図とは裏腹のクソ田舎っぷりが潔いい。駅前にはマイナーな居酒屋チェーンが一軒あるだけ。西口に至っては「1時間に一本電車が来るくらいの駅」並だ。

 ただここには終着だからして車両区があるのだが、それに北接して埼玉スタジアムがあることが相まって、浦和レッズのホームゲームがある時は、「鉄」ならば垂涎ものの風景が撮れる。ちょうど試合が終わる30分ほど前からだ。

 

*正直、遠目では写真込みで見ても「耳の長いネコ」にしか見えない、あまりにものイラスト。ここに浦和美園駅の性格が良く出ている。

 この駅はなんだかんだといろいろなことを企画してくる。マァこれは別の日にしよう。今日は七夕だ。

 

 埼玉高速鉄道、料金が高いがゆえの頑張りか。今日の七夕に至って、この赤羽岩淵駅からの埼玉高速鉄道の区間の駅では、七夕のイベントが展開されていたみたい。あちこちに笹の葉を置いて、ちびっ子たちにお願いを書いてもらおうというワケだ。

  みてみればメチャクチャ字が綺麗。しかも数枚が一緒になって皆同じ筆跡。どうやら地元の幼稚園とか保育園の児童たちがここに寄せている模様。先生がちびっ子たちにお願い事を聞いて代筆したみたい。ひとつひとつ見てみる。なかには数枚、字が書けるようになったちびっ子の直筆もある。まぁそれはいい。注目すべき入選作品は以下の通り。

 

 「新幹線の運転手」はいいとしよう。「E5はやぶさ」は父が鉄か。「ソニック」とは、まぁ、お通なこと。

で、だ。

「東急」・・・って・・・

 ・・・

 どこにいったのだ──「埼玉高速鉄道の運転手になりたい」

 なかなかの切ないイベントである。

 この駅はまぁ、このわたしが利用させて頂いている半年のあいだにも、いろいろな残念さが滲み出る試みを打っているんだが。これはまた別の日にでも。

 

 

オマケ:

どうやら明日も特別な日らしい。

もはやこれが駄洒落か何なのか。

何を味わえば良いのかがわからない。

 

  

 

 

 



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