京都中央信用金庫(中信)被害者の会

このブログは、京都中央信用金庫(中信)被害者の会を立ち上げるに当たり開きました。

面前自署確認欄のねつ造 ~ はじめに(面前自署確認欄のねつ造①)

2019年10月31日 16時40分37秒 | 日記
これから,何回か連続で,一連の裁判で論点となっているテーマについて解説します。


お伝えしていますように,一連の裁判で明らかになった問題点はとても多岐にわたります。そうした問題点の中で,まず,「面前自署確認欄のねつ造」の問題について掘り下げていきましょう。


一連の裁判では,金融機関である中信の職員が,債権書類の面前自署確認欄を相次いでねつ造してきたことが,証拠上,明らかになってきました。

それだけではありません。今年に入ってからの裁判では,中信の職員が,裁判所での証言や陳述書などで面前自署確認欄をねつ造した事実を認めているのです。

中信も,そのことを認めつつも,その当時はよくあったことであり,大したことではなかったかのような主張もしています。


この後の記事で説明するように,債権書類の面前自署確認欄の記載は,とても重要な事項です。

にもかかわらず,一連の裁判では,債権書類の面前自署確認欄がねつ造されてきた事実が明らかになってきています。

もしかしたら,過去,本当は全く意思確認がされていないのに,このようにしてねつ造された面前自署確認欄の記載を根拠に,中信が勝訴判決を得てきたということがあるかもしれません。

これは大変な事態だと思います。

もしかしたら,被害をうけたのが,私たちだけではない可能性もあります。

このことを,このブログの読者のみなさま,ひいては,これまで中信に騙されて泣き寝入りされてきた方々に,訴えていきたいと思います。


次回以降,こうした「面前自署確認欄のねつ造」の問題について,何回かに分けて解説していきます。

次回の記事では,そもそも「面前自署確認欄は何のためにあるのか?」というテーマから,この「面前自署確認欄のねつ造」の問題を掘り下げていきたいと思います。

今後の裁判のスケジュール(2019/10/30)

2019年10月30日 12時39分11秒 | 日記
現時点(2019年10月30日)で決まっている,今後の裁判のスケジュールです。
「弁論」「判決言渡し」は公開の法廷で行われますので,傍聴可能です。


結審をして,あとは判決の言渡しのみという訴訟が,5件あります。
その他の訴訟も,本年度中に判決言渡になる見通しです。


 ◎1民役員訴訟(1民合議はB係・井上一成裁判長・203号法廷)
   次回期日:2019年12月16日(月)午後1時30分~ 弁論


 ◎高裁13民4人=2民本体控訴審(大阪高裁13民・木納敏和裁判長・73号法廷)
  次回期日:2019年12月11日(水)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎2民S定期(2民合議はC係・久留島群一裁判長・203号法廷)
  次回期日:2019年11月22日(金)午後4時30分~ 弁論(※結審の可能性有り)


 ◎2民TS(2民合議はC係・久留島群一裁判長・208号法廷)
  次回期日:2020年2月26日(金)午後1時00分~ 判決言渡し


 ◎3民(3民合議DC係・増森珠美裁判長・208号法廷)
  次回期日:2019年12月6日(金)午前11時40分~ 弁論(※結審予定)


 ◎6民本体(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷) 更新あり
  次回期日:2020年2月6日(木)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎6民H定期(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷) 更新あり
  次回期日:2020年2月6日(木)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎6民亡S子定期(6民はA係・上田瞳裁判官・305号法廷)
  次回期日:2020年1月30日(水)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎7民役員(7民合議はA係・島崎邦彦裁判長・203号法廷)
  次回期日:2019年12月18日(水)午前11時00分~ 弁論

今後の裁判のスケジュール(2019/10/11)

2019年10月11日 15時21分41秒 | 日記
現時点(2019年10月11日)で決まっている,今後の裁判のスケジュールです。
「弁論」「判決言渡し」は公開の法廷で行われますので,傍聴可能です。


結審をして,あとは判決の言渡しのみという訴訟が,4件あります。
その他の訴訟も,本年度中に判決言渡になる見通しです。


 ◎1民役員訴訟(1民合議はB係・井上一成裁判長・203号法廷)
   次回期日:2019年12月16日(月)午後1時30分~ 弁論


 ◎高裁13民4人=2民本体控訴審(大阪高裁13民・木納敏和裁判長・73号法廷)
  次回期日:2019年12月11日(水)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎2民S定期(2民合議はC係・久留島群一裁判長・203号法廷)
  次回期日:2019年11月22日(金)午後4時30分~ 弁論(※結審の可能性有り)


 ◎2民TS(2民合議はC係・久留島群一裁判長・208号法廷) 更新あり
  次回期日:2020年2月26日(金)午後1時00分~ 判決言渡し


 ◎3民(3民合議DC係・増森珠美裁判長・208号法廷)
  次回期日:2019年12月6日(金)午前11時40分~ 弁論(※結審予定)


 ◎6民本体(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷)
  次回期日:2019年10月29日(火)午前10時00分~ 弁論(※結審予定)


 ◎6民H定期(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷)
  2019年9月24日(火)に結審。判決期日は,追って指定。


 ◎6民亡S子定期(6民はA係・上田瞳裁判官・305号法廷)
  次回期日:2020年1月30日(水)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎7民役員(7民合議はA係・島崎邦彦裁判長・203号法廷)
  次回期日:2019年12月18日(水)午前11時00分~ 弁論

中信職員甲の尋問 ③尋問での証言

2019年10月02日 16時15分36秒 | 日記
2019年7月12日に,3民訴訟で,中信職員ら(甲,乙,丙)に対する尋問が行われました。

まず,中信職員甲は,そこでどんな話をしたのでしょうか?



3回に分けて記事にしていきますが,今回は最後の3回目。
前回は,尋問に先立って提出された中信職員甲の陳述書についての話でした。
中信行員甲の尋問での発言です。




① まず,尋問では,中信職員甲は,平成4年の一連の担保移動が適正であり,有効であるということを証明する証拠として中信が提出してきたM社名義の取締役会議事録について,年月日等の手書き記載は甲自身が記載したと認めました。

しかも,甲がその取締役会議事録を受け取った際,6名の署名押印があったとする一方で,なぜ出席取締役を「4名」と記載したのかも明らかにできませんでした。また,誰から受け取ったのかも説明できませんでした。

話は少しそれますが,問題の取締役会議事録には多くの問題があります。

まず,真正なM社の取締役会議事録とは全く書式体裁が異なっています。そのうえ,出席取締役欄の署名は,いずれも本人の自署ではありません。そればかりか,取締役ではないD(Hの妻)やE(障害があって判断能力がありません)の署名までが偽造されているものでした。これらのことからしても,中信が作成したものに署名押印をさせた偽造文書であることは明らかなものです。
ちなみに,M社の役員がDやEを含む「6名」だと思っているのは,この世で中信ただ一人です。そのことは中信から証拠として提出されている中信の内部文書から明らかになっています。

話を元に戻します。



② しかも,M社名義の取締役会議事録は,その作成日付が「平成4年12月24日」となっている上,これに添付されているHとD名義の印鑑登録証明書の交付日付が「平成4年12月25日」となっています。

また,平成4年12月28日付担保移動に関して中信本部が「条件を付して可とする」最終決裁を下しているのが平成4年12月25日です。

平成4年12月は,26日と27日は土曜日・日曜日ですので,中信の営業日ではありません。

とすると,中信職員甲としては,Hに対して平成4年12月28日付担保移動に関する債権書類の内容をチャンスは,平成4年12月25日(金)か同月28日(月)当日しかありませんでした。

それにもかかわらず,中信職員甲は,平成4年12月25日あるいは同月28日にHと会って債権書類の内容を説明したという証言はしなかったのです。



③ さらに,中信職員甲の陳述書には谷本H名義の名刺が添付されていました。その名刺には,「郵便番号7桁」の印字記載されていました。

甲は,この名刺を,「平成4年に(郵便番号7桁の名刺を)Hからもらった」と証言したのです。

しかし,おかしくないでしょうか?

郵便番号が7桁になったのは,平成10年2月2日でした。

とすると,平成4年の時点では郵便番号はまだ5桁のはずです。郵便番号7桁の名刺は,当時,世の中に存在しなかったのです。

中信職員甲は,このような明らかなウソを法廷で述べました。

これは,偽証ですし,裁判所に嘘を言って勝訴判決を得ようとする詐欺にあたるのではないでしょうか?

みなさんは,どう思われますか?


今後の裁判のスケジュール(2019/10/02)

2019年10月02日 16時05分13秒 | 日記
現時点(2019年10月2日)で決まっている,今後の裁判のスケジュールです。
「弁論」は公開の法廷で行われますので,傍聴可能です。


いずれの訴訟も,本年度中に判決言渡になる見通しです。


 ◎1民役員訴訟(1民合議はB係・井上一成裁判長・203号法廷)
   次回期日:2019年12月16日(月)午後1時30分~ 弁論


 ◎高裁13民4人=2民本体控訴審(大阪高裁13民・木納敏和裁判長・73号法廷)
  次回期日:2019年12月11日(水)午後1時10分~ 判決言渡


 ◎2民S定期(2民合議はC係・久留島群一裁判長・203号法廷)
  次回期日:2019年11月22日(金)午後4時30分~ 弁論(※結審の可能性有り)


 ◎2民TS(2民はB係・鳥飼晃嗣裁判長・304号法廷)
  次回期日:2019年10月11日(金)午後1時30分~ 弁論(※結審の可能性有り)


 ◎3民(3民合議DC係・増森珠美裁判長・208号法廷)
  次回期日:2019年12月6日(金)午前11時40分~ 弁論(※結審予定)


 ◎6民本体(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷)
  次回期日:2019年10月29日(火)午前10時00分~ 弁論(※結審予定)


 ◎6民H定期(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷)
  次回期日:2019年9月24日(火)に結審。判決期日は,追って指定。


 ◎6民亡S子定期(6民はA係・上田瞳裁判官・305号法廷)
  次回期日:2020年1月30日(水)午後1時10分~ 判決


 ◎7民役員(7民合議はA係・島崎邦彦裁判長・203号法廷)
  次回期日:2019年12月18日(水)午前11時00分~ 弁論