京都中央信用金庫(中信)被害者の会

このブログは、京都中央信用金庫(中信)被害者の会を立ち上げるに当たり開きました。

精神障害がある方の不動産と定期預金が取られてしまう?(判断能力のない方の財産の収奪③)

2019年12月24日 14時27分21秒 | 日記
前回までは,判断能力がないZさんのために遺されていた,自宅不動産や多額の定期預金が中信に取られてしまったということについて,お話ししてきました。

では,どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?

Aさん(Zさんの叔父にあたります。)の話によると,こういうことでした。

Aさんが,Aさんの父から引き継いだTSを延命したいという思いがありました。そして,「TSを助ける」という中信担当者の言葉を真に受けてしまい,中信担当者に言われるがまま、幾度となく,書類にサインやハンコを押してしまうということを繰り返していました。

Aさんは,M社の大金庫の中にあるM社やHさんのハンコを自由に持ち出せました。大金庫の中には,他にも,Zさんの実印や銀行員もありました。そして,中信担当者は,そうしてAさんがZさんのハンコを自由に持ち出せるということを,知っていたのです。

このようにして,中信担当者とAさんとは,本人達に無断で偽装融資や偽装担保提供等を繰り返してきたのです。

こうして,Zさんの大切な財産が奪われてしまったのです。

今後の裁判のスケジュール(2019/12/21)

2019年12月21日 14時03分21秒 | 日記
現時点(2019年12月21日)で決まっている,今後の裁判のスケジュールです。
「弁論」「判決言渡し」は公開の法廷で行われますので,傍聴可能です。

7民役員訴訟が結審し,次回は判決言渡しとなりました。


結審をして,あとは判決の言渡しのみという訴訟が7件あります。


 ◎1民役員訴訟(1民合議はB係・井上一成裁判長・203号法廷)
   次回期日:2020年3月11日(水)午後1時30分~ 弁論


 ◎2民S定期(2民合議はC係・久留島群一裁判長・208号法廷
  次回期日:2020年3月18日(水)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎2民TS(2民合議はC係・久留島群一裁判長・208号法廷)
  次回期日:2020年2月26日(金)午後1時00分~ 判決言渡し


 ◎3民(3民合議DC係・増森珠美裁判長・208号法廷)
  次回期日:2020年3月26日(木)午後1時15分~ 判決言渡し


 ◎6民本体(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷)
  次回期日:2020年2月6日(木)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎6民H定期(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷)
  次回期日:2020年2月6日(木)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎6民亡S子定期(6民はA係・上田瞳裁判官・305号法廷)
  次回期日:2020年1月30日(水)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎7民役員(7民合議はA係・島崎邦彦裁判長・203号法廷)
  次回期日:2020年4月16日(木)午後1時10分~ 判決言渡し

判断能力がないのに不動産と定期預金が取られてしまう?(判断能力のない方の財産の収奪②)

2019年12月16日 11時46分03秒 | 日記
前回もお伝えしたように,Yさんには,自宅不動産や多額の定期預金が遺されていました。

では,その財産は,いったいどうなってしまったのでしょうか。


信じられないことに,それらの財産は,すべて中信に奪われてしまったのです。

具体的には,どんなことをされたのでしょうか。



Yさんから相続した自宅不動産については,平成4年に,Zさんに無断で,TSの中信に対する債務の担保に差し入れられてしまったのです。

そして,その2年後の平成6年にはZさんの知らない間に,その自宅不動産は売却されて,処分されてしまいました。

そしてその売却代金は,Zさんの手元にはわたらず,TSの中信に対する債務の弁済として取られてしまったのです。



それだけではありません,定期預金についても,同じく,TSの中信に対する債務の弁済として取られてしまいました



そのため、Zさんは,治療の断念を余儀なくされてしまい,病状がさらに悪化してしまいました。

Zさんのこと(判断能力のない方の財産の収奪①)

2019年12月10日 07時41分02秒 | 日記
AさんにはYさんという妹さんがおられました。そのYさんの息子さんに,Zさんという方がおられます。


今回は,そのZさんのことについてお話しします。


詳しいことはプライバシーに関わりますので,ここではお伝えできませんが,Zさんは,若い頃,病気になってしまい精神的な障害を抱えることになってしまいました。

平成のはじめ頃にはすでに判断能力が失われていました。

もちろん,ひとりで契約締結などできるはずもなかったのです。

そうしたZさんのために,母親であるYさんは,とても良く尽くしてくれていました。
Zさんには,特別な治療が必要でした。保険診療以外にも,多額の治療費がかかっていました。
Yさんが存命の間は,Yさんが,そうしたZさんの治療費を支弁してくれていました。


障害を抱えたお子さんを抱えておられる多くの親御さんと同様,Yさんも,Yさんが亡くなった後のことをとても心配していました。

「ひとり残されたZさんはどうなってしまうのだろうか。」

「どこでどう生活したらよいのだろうか」

「治療はどうしたらいいだろうか」

そんなことを,Yさんも,考えておられたと思います。

そこで,Yさんは、Zさんが生活していくために自宅不動産を,それから,治療費にあてるために多額の定期預金を,それぞれ遺産として残してくれました。

自宅不動産は,当時2億円あまりの資産価値がありました。
定期預金も数千万円ほどありました。

これだけあれば大丈夫だろうとYさんは思いながら,残念ながら,亡くなってしまいました。
そして,Zさんは,その自宅不動産と定期預金を相続しました。


では,このYさんの自宅不動産や,多額の定期預金はどうなってしまったと思いますか?

(次回に続きます。)

今後の裁判のスケジュール(2019/12/06)

2019年12月06日 14時41分59秒 | 日記
現時点(2019年12月6日)で決まっている,今後の裁判のスケジュールです。
「弁論」「判決言渡し」は公開の法廷で行われますので,傍聴可能です。

3民訴訟が結審し,次回は判決言渡しとなりました。


結審をして,あとは判決の言渡しのみという訴訟が7件あります。
その他の訴訟も,本年度中に判決言渡になる見通しです。


 ◎1民役員訴訟(1民合議はB係・井上一成裁判長・203号法廷)
   次回期日:2019年12月16日(月)午後1時30分~ 弁論


 ◎高裁13民4人=2民本体控訴審(大阪高裁13民・木納敏和裁判長・73号法廷)
  次回期日:2019年12月11日(水)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎2民S定期(2民合議はC係・久留島群一裁判長・208号法廷
  次回期日:2020年3月18日(水)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎2民TS(2民合議はC係・久留島群一裁判長・208号法廷)
  次回期日:2020年2月26日(金)午後1時00分~ 判決言渡し


 ◎3民(3民合議DC係・増森珠美裁判長・208号法廷)
  次回期日:2020年3月26日(木)午後1時15分~ 判決言渡し


 ◎6民本体(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷)
  次回期日:2020年2月6日(木)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎6民H定期(6民いB係・藤田昌宏裁判官・303号法廷)
  次回期日:2020年2月6日(木)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎6民亡S子定期(6民はA係・上田瞳裁判官・305号法廷)
  次回期日:2020年1月30日(水)午後1時10分~ 判決言渡し


 ◎7民役員(7民合議はA係・島崎邦彦裁判長・203号法廷)
  次回期日:2019年12月18日(水)午前11時00分~ 弁論