たまねこ*古布とmy garden

皇帝ダリア&戦争

【今日のK's Garden】

皇帝ダリアです。あまり高くなりすぎない種類ですが、

花の形は花弁が多くぐちゃぐちゃです。つぼみが好きで咲き始めはgood!

花の色もこの時期貴重ですが、何しろ霜が降れば一巻の終わりです。

【日々雑感】

「アンの娘リラは」メイドのスーザンが

「毎日新報」の記事を読んでいる場面から始まりました。

「新報の第一面には大きく黒い見出しで、

フェルディナント大公とか誰とかがサラエボで暗殺されたこと」が

書いてあり、スーザンはつまらない、取るに足りない事と片付けます。

しかし、それは第一次世界大戦の始まりであり、1914〜1918年まで続いたのです。

今までのアンシリーズと打って変わって、重い主題がストーリーの中心となり、

子供や周りの男性たちが戦争へ従軍し、戦況に一喜一憂する有様が描かれています。

アンは次男ウォルターを戦場で亡くします。

作者は第一次世界大戦をまさに経験したのです。

アンの物語と同様に、1914年以前の世界は異なっていました。

今日には見られない安心感が全般的に行き渡っていました。

安全であって当たり前と見られていました。

現在のロシアとウクライナの戦争も寝耳に水の出来事でした。

先日倉庫に主人がなおしていた軍服が出てきました。

ネズミに食い荒らされていたのでボタンのみをとって捨てたのですが、

ボタン付けが頑丈なこと、外すのに苦労しました。

縫製も芸術的なまでに素晴らしく、この分厚い生地を当時のミシンや手縫いで

どうやって縫ったのだろうかと思いました。

玉縁のボタンホールやにもなった衿付け‥など超一級品でした。

テーラーメイドネームや持ち主のネーム入りで。

相当の上官かお金持ちのかたの持ち物の様です。

今ロシアの戦場に赴く人々は装備が不十分の様ですが、

これからの厳しい寒さにどう対処されるのでしょうか。

遣わすものは、自分の民、同胞なのでせめて、

憐れみや憐れみや思いやりを示してほしいです。

使徒パウロはクリスチャンを兵士に例えました。(エフェソス6:11~13)

「悪魔の策略にしっかり立ち向かえるように,神からの武具を全て身に着けましょう。

 私たちは戦っているからです。人間とではなく,政府や権威,

この闇の世の支配者たち,天にいる邪悪な天使の勢力と戦っています。

 それで,神からの武具を全て身に着けなければなりません。

そのようにして全ての準備を整えるなら,悪い時代の中で身を守ることができ,

しっかり立てます。」

続いて、例えを使って装備の説明と使い方を指示し士気を高めています。(14~20)

 

次のお写真は昭和17、18年の内閣印刷局発行の「写真週報」のものです。

本当に、当時に生きていたら、同調圧力、非国民扱いに耐えられたでしょうか。


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