たまねこ*古布とmy garden

今日の庭 薔薇に寄せて



北原白秋は、

薔薇ノ木ニ

薔薇ノ花サク。

ナニゴトノ不思議ナケレド。と詠んでいます。

でも薔薇の花には不思議な法則があったのです。



良く黄金比という言葉を聞かれたことがあるでしょう。

それは古代より多くの数学者や芸術家を魅了してきた

「最も美しい」とされる比率です。

黄金比は線分を分ける比率ですが、

黄金角という円を分割する比率があるそうです。

小さな角度が約137,5度で、大きい角度が約222,5度です。

その法則にしたがえば、どこまで行っても重ならないし、

どこにも偏らない、理想的に無駄なく配列されるのだそうです。

それが薔薇の花の秘密に関係しています。

どのようにでしょうか?次のお写真をご覧ください。



例えば、この写真の薔薇は1から7の順序で時計回りに、

中央に位置する成長点を起点として成長するのです。

つまり成長点で形成される新たな部分と直前の部分が、

一定の角(黄金角)を保っている限り、

どの二つの部分も決して同じ方向に成長することがありません。

そのおかげで成長するすべての花びらに、公平に太陽の光があたり、

順調に成長できるのです。

その結果は素晴らしいらせん状の形状になるのです。

では、黄金比を教わったわけでもない植物が

それを体現できているのは何故なんでしょうね。

私は神のみ手の業と思うのですが、

必要不可欠、必然でありながらしかも美しいということに

いつもながら感動します。

今度薔薇のコサ―ジを作る時、黄金角にまたその順序で

作りましょう。なんだかわくわくしてきます。

「神はすべてのものをその時にかなって美しく造られた」

                      伝道の書3;11

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