レンタルのDVDが安くなってきたが、やはり好きな作品は手元に置いておきたい。以前はDVDが忘れた頃にリリースされたが、最近の早い事。つい先日、見逃したと言っていた話題作、アバターはもうレンタル開始だ。
見逃したというよりは行かなかったという方が近い。余りにも3Dが激賞されていたので、従来のへそが曲がり始めたのだと思う。180円(準新作料金)ならいいかと借りて・・後悔した。めっちゃ面白いやんけ。観ろよと言ってくれたKUMIちゃん、貴女は正しかった。
まず、画像が素晴らしくきれいだ。飛び出す必要はないが、あれは大画面で観るべきだと思った。ヘソはやっぱりまっすぐにしておいた方が良さそうだ。損したなぁ。内容はマトリックス、ダンス=ウィズ=ウルヴズともののけ姫の合作かな。ある惑星に高価な地下資源が眠っているのだが、その鉱床の上には星の住民が住んでいる。彼らをなんとかして移動させ、鉱石を手に入れようと地球人が画策する。
住民を懐柔するため、彼らとそっくりのクローンを作った。クローンと人間の頭脳を機械で同期させると人間の思うままにクローンは動き出す。それをアバター(仮想空間において、自分の分身として表示されるキャラクター)と呼び、主人公はアバターとして住民に溶け込んでゆくのだが、逆に彼らの精神的豊かさにひかれてゆく。
どっかで聞いた話だ。肥えた豊かな土地を牧場にするため先住民を追い出し、荒れ果てた土地を居留地と名付け、彼らを追い込む。その後で居留地に地下資源があることが判ると、そこまでも奪ってしまう強欲な人間達。まるでアメリカの歴史を見るようだ。
映画では惑星中の生き物が、圧倒的な軍事力を持つ地球人に対し反旗を翻し、支配層を追い出すことに成功するが、居留地でアル中にさせられたネイティブ=アメリカンに対する贖罪にはならないだろう。
面白い映画だとは思うのだが、なんか引っかかるんだなぁ。観終わった後にスッキリしないものが残るのだ。また、映画の出来とは全然関係の無い話だが、惑星の住民達を勝間和代だらけとおちょくった漫画家がいたが・・・言い得て妙だった(笑)。
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