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イーグル=アイ

先週の土曜、丸の内ピカデリーでのことだ。前売りを出すと『本日はサービスデーで千円ですが宜しいですか』と聞かれる。現金で払おうかと思ったが、買った前売りが無駄になる。2回も見る気は無いので泣く泣く諦め、1300円で買った前売り券を差し出す。が・・その後、1日に来た事を入ってからシミジミ後悔する。封切り直後はともかく、普段なら初回は空いているのに・・さすが千円、混み具合が違う。

いつも行く2階は端しか空いていないと言われ、余裕のある1階の真ん中を頼む。それでも上映時間になると回りも埋まり出し、ついには両側に座られた。くっそー、これなら2階にしておけばよかった。ここの映画館は2階の方がはるかに観易いのだ。

映画はまあまあ面白かった。主人公はコピーショップの店員、仲間からポーカーで小金をむしり取るだけの才能はあるが、ATMには100ドルすらなく、家賃も滞納続きという暮らし振りだった。ある日、双子の兄の運転する車が信号無視のトラックに突っ込まれ、彼の葬式に帰省することになった。そして、葬式が終わってから彼の周辺に妙な事が起こる。

部屋に戻るとそこは荷物だらけ、彼の携帯に女の声で電話がかかり、逃げろと言うのだ。従わずにいると、いきなりFBIに踏み込まれ逮捕されてしまう。取調室に再び女から電話がかかり、今度こそ逃げろと言う。ためらっていると突然外のクレーンが動き出し、壁ごと窓を壊した。

それを伝って降りてから彼の逃走が始まる。電話の指示通り、息子を人質にされた女性と行動を共にするようになるのだが、指示者は彼らを至る所で見張っており、逃れるすべは無かった。

展開のスピード感はかなりのものだが、なんで電話の指示に従うのかが弱いと感じた。相棒は息子の命がかかっているが、彼には従うべき弱みが無いからだ。見始めた頃はド素人を電話で操るくらいなら、それなりの奴を金で雇うか、脅してやらせればという考えがずっと浮かんでいたのだが、後半で見事に裏切られる。彼でなければ駄目だったのだ。

結末は、予想を裏切るものではあったが、これもありかなという所か。終わってから考えるとアラもあるのだが、そこを勢いで見せてしまうのは監督の腕か。主役をインディアナ=ジョーンズ博士の息子役だったシャイア・ラブーフが演じており、いい味を出していた。300円損はしたが、見て損はしない映画だった。
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