3・11地震の後、いわきまで引取りに行った叔父が亡くなって2年が経った。体の具合が良くなかったのに、あちこちに転居する羽目になり寿命を縮めた訳だから、地震の被害者と言ってもいいだろう。菩提寺は護国寺なので、引越し中とはいえ行かない訳にはゆかぬ。
いつも思うのだが、ここ護国寺のBass木魚、めちゃめちゃいい音がする。欲しいのだがきっと買ったらすごく高いんだろうな。直径80cmはあるので次の引越しに困るか？まぁ棺桶に入れて一緒に焼却処分してもらえれば十分だ。しかし、どこで買うのかな？
『ねぇ、今日ヒマ？ケーキ食べに連れてって』と姪っ子のびー。あのなぁ伯父ちゃんは引越しで・・・と言わんところが自分の長所？である、エヘン(笑)。『小父ちゃんが学生時代、店までは絶対に振られなかったケーキ屋に連れて行ってやる』そう40年前、ここの名前を出すと食った後に逃げられる事はあっても、デートを断られることはまずなかった。
その店とは芦屋のアンリシャルパンティエだ。今は関東のあちこちにあるが、芦屋、西宮にしかなかった時は本当に美味しかった。（昔は美味しかったと言う奴ほど性格が悪いので、本当は言いたくないのだが・・・わはは）とゆーことで銀座１丁目のアンリに姪っ子を連れ出す。
ここの店名はクレープシュゼットの発案者から来た程に昔から有名なのだが、当時はお好み焼きが５枚は食える料金だったので手が出なかった。ちょっと気取って姪っ子に食わそうとしたら『私、ミルクレープがいい』ほんま、お前は安上がりなエエ子や(笑)
取り敢えず、大人はクレープシュゼット。↑ は素敵なおねーさんがテーブル横で作ってくれると言うパフォーマンス。最初は顔を写さないようにしていたのだが、料理番組みたいになったのでおねーさんを拝み倒して撮らせて貰う。
写真に写った辺りを姪っ子に食わせてみたが『う～ん、もういい』オレンジピールの苦味がお子チャマには早かったか。悪い虫が付かないよう姪の顔はカットしておく。現在中三なので優秀な高校生への紹介は厭わない。筆者似ではないので安心して申し込むよーに。
↑ ここのもう一つの見所であるトイレ、本棚に見えるがここを開けた所にある。ドアが判らず、思わずお粗相をした被害者はいないのだろうか？。店長に聞くべきだったな。『退職し、故郷に帰るんでこれからは（西宮の）酒蔵通り店に行く』と告げたら、もの凄く店長が嬉しそうだった。悪かったな、嫌な客で(笑)
因みにクレープは美味しかったが牛丼が６杯食えると思うと(笑)･･･40年前と同じく、きっと牛丼屋を選ぶであろう若い頃のワシ。
