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ホットドッグヒストリア

最近、朝飯が固定化されて来た。とは言え在職時のように店で食うことは稀なのでその頃のようにスクランブルエッグにトーストという一択ではなく、ピザトースト・ホットドッグ・和風オートミール・カレートーストと結構選択幅が広い。また、たまに行くファミレスでは鮭にご飯という伝統食の時もある。

ホットドッグに行きついたのはジョンソンヴィルのオリジナルスモークを見つけてからだと思う。太さには文句はないが、ちょっと割高に感じていたのだが、一度口にしたらボリュームと味が気に入った。毎日食べる訳でもなく、6本入りだとコスパはそう悪くないと思う。

気長にフライパンで転がしながら乾煎りするのが香ばしくて好きなのだが、朝から5分以上も鍋を振るのがメンドイ(笑)。最近は手抜きで蒸しているが固くなったフランスパンも一緒に蒸すと5~6分で完成する。パンがもっちりしっとりでナンのような歯触りとなり、ソーセージが挟みやすくなる。蒸し器に放置出来るので最近のお気に入りだ。

ここで悩んだのは野菜を入れるかどうか。ドイツではソーセージをヴルストと呼び、屋台では大き目なものを茹でるか焼くかして小型のパンで挟んで供されることが多かった。パンは大きい時もあるが、概して小さ目、ホットドッグと言うよりは、ソーセージを摘まんで指の汚れを防ぐ為のようだった。客はその後、自分で備え付けのケチャップと甘めのマスタードをかけて食べていた。

朝飯だから野菜も欲しいと千切りキャベツのカレー味炒めをパンに敷いてからソーセージを載せている。ふと気になったが関西以外でこのキャベツ炒めを余り見ない気がする。ググってみたがやはり関西で多いようだ。小学生の頃、ホットドッグは御馳走?でおいそれとは買えなかったが、大名堂という会社が今で言うキッチンカーを使い、駅前などで移動販売していた。ここのホットドッグがまさにカレーキャベツ入りだった。

本場はどうかとニューヨーク駐在が長かった友人のM田にメールしてみたが、野菜入りは知らんと言われる。更にドイツで見た面白い作り方だが、20㎜砲弾のような金属製の先が尖った筒が櫛状に並んでいる。ここにパンを串刺し、しばらく置いて抜き取った穴に焼いたソーセージを入れ、ホットドッグにするというものがあった。筒には熱線が仕込んであるようでパンは温かく、穴の表面はカリカリになりなかなか美味かった。

当然のことながら野菜は入っておらずソーセージのみのシンプルなものだった。そもそもドイツでは有名なザウワークラウトですら皿に添えられたことはあっても日本みたいにパンにはさんで供された覚えはない。味が合うので未だに家ではカレーキャベツを挟んでいるが誰が考えたんだろう? いやぁ、ホットドッグも奥が深いな。

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