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骨折り損

憧れのおねーちゃんとドライブすることになった。ウキウキと服装を決め、ドライブコースを選び、カセットにはふさわしい曲を集め(残念ながら、ワシャそんな面倒はした事が無いけどね)郊外のレストランに着いたら・・・・隣のテーブルはオバンの団体客だったという気分ってとこか。

折角、スリリングな作品をそろえたのに惜しいなぁ。ボーンズ(邦題、骨・・そのままやんけ)というアメリカのTVドラマのことだ。スカパーでも放送中らしいが、ぼーずはDVDで見た。もう22枚も出ているが、まだまだ続くらしい。主人公の法人類学者テンペランス=ブレナン博士、通称ボーンズ(と言いながら実際に彼女をボーンズと呼ぶのは相棒のブースだけだが)が残された被害者の骨から犯人を割り出すサスペンスドラマである。

従って毎回出てくるのは白骨、腐乱死体に焼死体たち。中には熊やワニに食われて解けかかったやつもあった。それが胃袋から出てくるのだから、食事中には見たくないDVDだ。こいつを見たおかげで、例えぼーずが腹を壊しても熊の胃だけは絶対に飲みたくなくなってしまった。

お好きな人にはたまらんだろうが、一般人から言わせてもらえば、かなり悪趣味だ。筋は非常に良く出来ているのだから、死体はさらっと流した方がいいと思うのはぼーずだけか?。先ごろ子供の事故写真を無断でUPし、首になった変態教師の例を出すまでも無く、この手が好きな人がいるのは事実だろうが、ここまでリアルに出されるとつい引いてしまう。せめて骨のサンプルを映す程度にして欲しい。

下らんものなら見なければ済むのだが、ドラマとしては非常に面白く、引き込まれてしまうだけに惜しい。また、主人公の両親は犯罪者で行方不明。相棒のブースFBI捜査官は元腕利きの狙撃兵、訳ありの登場人物が好奇心をそそる。親友のアンジェラの親父に至ってはZZトップのビリー・ギボンズ。勿論父親役で出ただけだが、製作者は何を考えてるんだ(笑)。

特筆すべきは、物語は血生臭い凶事だけでなく、職場恋愛の話が挟まれたり、親子の関係を描いたりと現実味のあるストーリーになっているのだ。それに加えて、主人公達の交わす洒落た会話がいい。繰り返すが、このスプラッターパンクな部分を削れば、もっと一般人向けするドラマになると思う。猟奇嗜好の変態さんにだけ見せるには惜しいDVDなんだな、これが。
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