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2年越しの読書

ぼーずが大学生だった時、N瀬という英語の教師がいた。採点が厳しい上、4年はおろか5年生でも平気で落とすため、学生には脅威であった。この人の御自慢は大晦日の晩から新年の朝まで2年越しで勉強すること。大学教師が数時間勉強するなんぞ珍しくもないのと、普段の反発からケッと思っていた。

毒舌をもって知られたゼミの指導教官、K川教授に言わせると『普段勉強してはれへんから、正月までやらんとあかんのや』(笑)こーゆーセンセに教わると遊ぶ時は目一杯遊び、勉強する時も集中して学ぶ学生になれる・・はずだったが、自信があるのは前者だけ。うーん、いかんなぁ。

所で、大晦日から今年の初め、普段勉強していないぼーずは件の英語教師と同じことをやった。大学風にいうならば原書講読。もって廻った言い方をしたが、ハリーポッターの最終巻を2年越しで読んだのだ。(なーんだ・・かなぁ)。難解で退屈なテキストとは違い、所詮はあちゃらのガキが読む本であるので何とかなると思ったが、なかなか手強かった。

それでも読もうと思ったのは、偉そうな事を言う割には儲け主義が透けて見える訳者の姿勢に腹が立ったからだ。お前の世話になんかなるか!!(でも4巻までは訳本を買っているが・・・わはは)この訳者は出来るだけ多くの子供に読んで欲しいと言いながら、初版は豪華仕様のハードカバーしか出さない。携帯版と呼ばれるバージョンもあるが、書いた通り4巻までしか出ていない。

早く読もうとすると高いハードカバーを買うしかないのだ。多くの子供に読ませたいと言うなら考えたらどうかな。最初はハードカバーでも、ある程度売れたら文庫にしてもいいだろうと思う。おまけに、独占契約を結ぶんならとっとと日本語に訳さんか(笑)最終の日本語版7巻の発売が今年の7月と聞き、絶対先に読んでやると思った。

今まで散々英語版には挫折してきたぼーずだが、意地のおかげでなんとかこのシリーズはこなしてきている。長文が苦手で集中力が切れやすい我が身には向いている教材だと思う。なんせTOEICを受けると最後の方で飽きてくるんだから始末が悪い。・・・で携帯版の5~7巻だが・・・早く出せよ(自分の訳が合ってるのか検証せんとね・・・我ながら気弱なぼーずだこと)
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