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ブルースハープ=ソロ

ハーモニカのソロは珍しくはなく、愛好家だった故小沢昭一氏もあちこちで披露していた。が、ブルースハープとなるとちょっと難しい。妹尾師匠がやっているのを見たことはあるが、そう何回もやった訳じゃない。ま、歌うか吹くかのどちらかで両方は出来ないからなぁ。



5日の難波S.O.Raは八木ノブオさんのハープソロ。最近はルーパーと呼ばれる、電気信号の短いフレーズを重ねて録音/再生するディヴァイスをソロに使う人が増えた。大抵はリズムマシーンも内蔵されており、ベーシストの天野SHOさんはこれを使って一人バンドで演奏することもある。この日の八木さんもこのルーパーを使って演奏。まずは力強いバンプを録音。



↑ 次にそのバンプを再生し、それに合わせながら笛などの効果音を重ねる。これだけでもちゃんとした曲に聞こえる。この時、リズムマシーンは使っていない。慣れないとルーパーの繋ぎはかなり大変で、突然妙なとこから始まったこともあるそうだ。某ライブでもいきなりタイコが大音量で割って入り慌てたなんてのもあったしな。



最後にメロディーを載せて行くと一人ハープソロの完成・・・ソロと言っていいのかは悩むな(笑)。笛と言っても、もがりぶえ(虎落笛と書くそうな・・・冬の寒風が柵や竹垣に吹き当たってヒューヒューなってる状態)のような音なのだが、これがバンプに合う。



当然、いつものようにピアノも出番有り。右手で鍵盤を押さえ、左でハープなんて軽業??も見せてくれる。ハーモニカホルダー使用の時もあったっけ。一部は八木さん一人旅で終わる。2部には地元大阪のシンガーソングライターKeisukeさん登場。



八木さんが彼のCDに参加したのが縁だとか。この日はギターだけだったが、Harpも吹くそうだ。大阪らしくコアなファンの追っかけが目を引く。なんと石垣島まで同行するそうだ。参りました(笑)



最近気になってるのがホーナーの14穴Harp。普通の楽器屋でもまずお目に掛かれない。10穴に高音の4穴が足されてるだけと思ったが、実際その部分は複雑な配列になっており『12穴の方が使いやすいよ』というアドバイスを八木さんから貰う。早速amazonに発注するが、現在ドイツからの入荷待ち。

『お前、10穴でも持て余してるのに、2つも穴増やしてどないするねん?!!』妹尾師匠からそんな叱責が飛びそう(笑)
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