『日本をインドにしてしまえ』と歌った大槻ケンヂは見なくなったのに印度化計画は着々と進んでいるようだ。納期に鷹揚なインド的日本人はもう見たくないが(〇〇㈱のS君。君や!君の事やで)インド料理屋が増えるのは有難い。先日30余年ぶりに大根のインド漬けにお目にかかった。
西荻と振りながらも若干東に進むが、荻窪のクマルで大根のアチャール(漬物)が出たのだ。それがどーしたと言われるだろうが、これをずっと探してたんだね。現在インド駐在中の友人トシさんに渡した重大なミッションは・・・帰任までにレシピを手に入れること(笑)。教えてくれたメイドさんに秋葉のメイド服を贈ることになっている(私には派手すぎるので娘にやるとゆーてるそーな)
なんでこんなもんを好きになったかというと、30余年前の浜松にインド料理のボンベイという店があった。神戸のゲイロードを遠く離れ、インドのカレーに飢えていた僕は、これも今は無き西武デパート近くでボンベイを見つけるや、その店に吸い込まれた。
カレーやナンは勿論美味しかったのだが、テーブルに置かれたスパイシーな大根の漬物が気に入ってしまった。お代りは恥ずかしくて出来なかったがいつも行くと容器を空にしていた。その時はそこらにあるもんだと思っていたが、東京で色んなインド料理屋に行くとアチャールの材料は圧倒的に玉葱だった。これも大好きなんだが、食べられないと知ると大根を食べたくなる。
一度、西荻のネパール料理屋で出してくれたが、どちらかと言えばネパールカクテキ(笑)。ボンベイのアチャールはいちょう切りにした塩漬け大根をスリごま(多分)やスパイス類で味を付けた感じだったので、残念ながら別もんと認定する。
ところがクマルでアチャールを頼むとこれが出てきたのだ。普段は玉葱のアチャールが出てくるが、この時はオニオンサラダを頼んでいたので被らないようにしてくれたんじゃないかと思う。このクマルはすごく心遣いが細やかでインドのイメージ変わってしまった。トシが帰ってきたときの歓迎会場はここにしよっと。で、どんなもんかと気になった方に ↓ ・・・単なる漬けもんやないか!!と憤ること無かれ。最初から漬けもんとゆーてるでしょ(笑)
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