急に涼しくなったが、しぶとく残っているのがヤブ蚊ども。夏の最中は少なかったくせに、公園でじっとしているとどこからともなく現れる。首筋にある3日前の食み跡が膨れ上がって来た。秋の蚊は痒みが強いと言われているが、専門家に言わせると痒みの元となる物質の強さに季節の変化はないそうだ。
更に曰く。『夏に刺されたことにより抗体が出来て、そのせいで秋には痒みが増す』これはなんとなく信ぴょう性がありそうだと思っていたが、今年の夏はほとんど蚊に刺されていない。それほど少なかった訳だが、例年並みに抗体が出来ていたというのだろうか?ウーン、怪しいな(笑)
今迄に専門家と言われる人たちには何度も騙されてきた。例えば『人間の皮膚は6カ月で総て新しい細胞に入れ替わる。日焼けが残りやすいという人は自黒であるのを忘れていることが多い』と新聞に載ったことがあった。所が学生の頃、登山中に網シャツのまま昼寝をしてしまい、起きたら胸が反転ステーキ焼け?していたことがあった。
そして1年経ってもこの網焼けが残った。この手の反論は1例あれば事足りるから楽だ。専門家の知識は絶対じゃない。今回の安倍元首相狙撃事件が起きてすぐ、戦前のテロ事件と重ねて解説する専門家と称する人が結構いたが、それは違うだろうとしょっちゅう画面に突っ込んでいたのを思い出す。
戦前のテロは正しいことを言った人、行おうとした人を標的にしていたんじゃなかったか。暫くして伝わって来た犯人の『某宗教団体への仕返し』という動機に至っては、その団体名も伏せられたままであり荒唐無稽な言い訳としか考えられなかった。TVを余り見ない筆者だが、その当時の解説では出鱈目な言い訳だと思っていた。
それがどうだ、その後から出るは、出るは不祥事の嵐。統一教会(旧を付ける意味はないので、ここでは其のまんま記すことにする)と自民の馴れ合い癒着関係。テロを礼賛しているとは思って欲しくないのだが、もしこの事件が無かったらこういった不祥事は無かったままで放置されていた訳だ。
気になったのは、統一教会の件で専門家と言われるのはどうやら一人だけの様で色んな所に引っ張りだこの有様。その他のジャーナリストはこの間、何をしていたのだろう?折角の専門家と言う地位を(笑)。ま、その程度の専門家なら逆に要らんのかもしれない。