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あら、人違い

朝、放り投げた新聞をちらっと見ると、リコン=ラップという題が目に入った。『かみさんに飽きて、家空けて・・』みたいなもんか、誰の曲だ?お笑いの陣内だったら商魂逞しーなぁ。そーいや昔、タービンの部品を持ってきて『これラップして下さい(Lap:非常に細かい研磨加工をすること)』と焦るエンジニアに、机をたたいてラップ風(こっちはRapですな)で返したところ、危うくそのシャフトでド突かれるとこだった。

よくよく新聞を見ると、折り目の向こうにシの字が隠れており、シリコン=ラップという使い捨てでない新製品、エコラップの紹介記事だった。これは単なる読み違えで、大した話では無いのだが、思い違いは性質が悪い。気付くのに時間がかかることがあるからだ。

ぼーずがまだTVを見ていた頃、アッパーだロアーだと下らん事を言いまくる斎藤澪奈子というド派手なオバハンがいた。その場で底の薄さが見て取れる人間だったのだが、後日、何かの評論をしている文章を読んでぶっとんだ。内容は忘れたが着眼点が鋭く、理知的だったのだ。それから何度か彼女の評論を読んだが、最初の印象が薄れることは無かった。

ある日、彼女の死亡記事を読んだ。TVでの馬鹿発言と鋭い評論、顔文不一致?の人だったなぁと思っていた。死後に発表された評論もなるほどと思う着眼点だった。・・が、そのうちに死んでかなり経ってからも文章が頻繁に新聞へ載ることに疑問を抱いた。ある日、著者の写真を見て真相判明・・・別人28号やんけ。ぜんぜん違う人と言う事が判った。

派手派手オバハンは斎藤澪奈子で、文芸評論家は美奈子であった。人前で言わなくて良かった(笑)。もっとも今回、字に自信が無くネットで調べたのだが、ぼーずと同じ勘違いをしていた人は意外に多い。

ぼーずが中学生の頃、夢中になった『青春とはなんだ』という本がある。65年にはTVドラマにもなった。アメリカ帰りの野々村健介という熱血英語教師が地方の高校に赴任。地廻りから生徒を助け出したり、弱小ラグビー部員を鍛え上げ、県の強豪に挑む。周りの予想を裏切り、最後はアメリカン=フットボールのトリックプレーが見事に決まり勝利を収めるという筋だった。

この作者は石原慎太郎という人だ。主人公のストレートに理想へ向かう姿が、狡猾で卑怯な策士であるどこかの知事とどーしてもつながらなくて困る。ひょっとしてこれも同姓同名の人なんだろうか。是非そうあって欲しいものだ
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