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夏の味

夏になると作りたくなるものがある。冷し中華・・・も嫌いじゃないんだけど、野菜が一杯採れるやつ、フランスの家庭料理ラタトゥーユである。残念ながら今やこの発音は死語となりつつあるようで、殆どがラタトィユと書かれている。カタカナで外国語を完璧に表記するには無理があるし、僕がこの料理を覚えた頃はラタトゥーユだったのでこれで押し通す(笑)。

発音辞典で調べたがフランス人5人の内、トィユと明確に発音したのは一人だけだったし・・・まぁどっちでもいいか、しつこいなワシ(笑)。発音に忠実なのは結構だが、わざわざ慣用語を崩すなよと言いたいんだな。また、僕が教わったレシピは野菜に塩コショウとオリーブ油しか使わない。ワイン辺りまでは許さんでもないがピューレやトマトジュースと書かれたレシピを見ると嫌になる。

作り方は極めて簡単だが野菜を1種類ずつ炒めては鍋に移す。コツはその都度塩コショウをすること、油を吸う茄子を最後に炒めることだろうか。では、まず包丁の腹で潰したニンニクを色付くまでオリーブ油で炒める。ニンニクを鍋に移し、残った油で玉葱を炒める。



トマトはヘタを取り去り、そこにフォークを突き刺し直火で炙ると直ぐに薄皮がむける。皮付きでも悪くはないが1~2個ならあっという間だし、薄皮を取った方がはるかに口当たりが良くなる。ザク切りにし、種もそのまま鍋に入れる。



大き目に乱切りにしたパプリカを炒め、加え。



続いてズッキーニ



最後に茄子を炒めるが、油が足りなければ足して置く。ナスが油を吸うので少々多目で構わない。



これを全部鍋に移したら、蓋をして弱火で15~20分程火にかける。新鮮な野菜で作ると具材がジュースに浸かっている状態になっているはず。木べらで底が焦げ付かないようゆっくりと混ぜ、塩コショウで最後の味付けをする。この後は蓋を取り中火、水分を飛ばして完成。温かくても美味しいが、冷めてから冷蔵庫で更に冷たくしても美味。

この時は氷水で締めたスパゲティにかけて食す。うどんや素麺と違い、スパゲティは冷やすと戻るので規定より1~2分増しで茹でた方が美味しい。ちょっと茹で過ぎと感じるだろうが、冷水で締めている内に歯ごたえが出てくる。



肉無しでも充分に美味かった(笑)
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