だらだら日記 『底なしなべ!』

劇団あらむの脚本担当&役者である、なべ兄の日記です。
芝居や仕事、身の回りの出来事を底なしに書き綴ります。

見た目じゃない

2008-12-30 19:09:13 | だらだら日誌
今日は、午前中は家でゆっくりして、そのあと、スーパー銭湯に行きました。
今年は本当に忘年会が多くて、暴飲暴食の嵐でしたからね。
せめてサウナで絞りにきたのです。

サウナに入ると、結構なお客の数。
年末だし、みんな考えることは同じなんだなぁ。
と思っていると、一角がすっぽり空いてる。

ラッキーと思ってと座ろうとすると、近くに、背中に大きな刺青のおじいさんが座っていました。
しかも、顔も相当怖い顔です。

・・・なるほど。
それでみんな怖がって座らなかったんですね。



ま、私は関係なく座りましたけどねw



だって、もし本業の人だったとしても、これだけ人がたくさん居るんですから、何も出来ないでしょうしね。
気にしても仕方ありませんから。
まぁ、そうだとしても、目の前にこれだけ怖そうなおじいさんが居たら気になりますが。

で、座っていると、そのおじさんが、子供に話しかけています。
話しぶりからして、どうやら、自分の孫のようでした。

しばらく話を聞いていると、サウナ内のテレビに牡蠣を食べるシーンが映りました。
すると、おじいさんはテレビを見ながら言いました


おじいさん「うわぁぁ、旨そうな牡蠣じゃのぅ♪(ものすごい笑顔で」


うわぁ。
いい人だぁ。
このおじさんいい人だぁ。


おじいさん「おじいちゃんはの、旨いもんとあったかい風呂さえあれば何もいらんのんじゃ(しみじみと」



うわぁ。
絶対いい人だ。
物凄くいい人だぁ。



しばらくするとおじいちゃんは



暑い、暑い。
わしゃ、我慢強ぅないんじゃ



といいながら、お孫さんとサウナを出て行きました。





・・・やっぱりいい人だ。

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東広島地域自殺対策公演及びシンポジウム

日時:平成21年2月15日(日)13:00~16:15

場所:東広島市中央公民館大ホール
(東広島市西条栄町7-48)

演劇:沙羅双樹~生と死の迷路をたどる旅~ 13:20~14:30

シンポジウム:テーマかけがえのない命を守るために~今、私たちにできること~
14:45~16:05

沙羅双樹~生と死の谷間をたどる旅~

原作:矢原大和
脚本・演出:渡辺能弘

あらすじ

彼はある日突然、いなくなった。
明るい笑顔の思い出を残して……

あれから3年が過ぎた盆休み。
今年も僕は、彼の眠る場所に来ていた。


『……どうして自分から死んでしまったのかなぁ』


誰も知りえなかった彼の旅。
のこされた友人たちの旅。
そして両親の旅。

現代社会が抱える『自殺』という難しいテーマに
劇団あらむが真っ向から挑みます。


あなたは、立ち向かいますか?
・・・・・・それとも逃げますか?

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竹原地域自殺対策公演及びシンポジウム

日時:平成21年2月22日(日)13:00~16:15

場所:竹原市民館 ホール
(竹原市中央五丁目5番24号)

演劇:沙羅双樹~生と死の谷間をたどる旅~ 13:20~14:30