ありきたりのシアワセ UK

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2020年06月07日 00時00分00秒 | pandemic

ロックダウン後毎日欠かさず何か書いていた、と言いうかストレス解消に書き殴って来たこのブログだけど。

ここ数日、考えもその表し方すらまとまらずもやもやした日々を過ごしている。

 

 

 

5月25日ミネソタ州ミネアポリスで黒人(アフリカ系アメリカ人)のジョージ・フロイドさん46歳が、白人警官ディレック・ショーヴィンに暴行され死亡した。 

ジョージさんは警官の支持に従っていながらも、その警官は9分近くもジョージさんの首を膝で地面に押さえつけ、息が出来ないと訴える彼を無視し暴行死させてもの。

白人と言うだけで特権を持つ事が許され、黒人と言うだけで殺されていいなんてそんな事はあってはならない。

でも事実起こっているのだ。それも長い間。

黒人男性の暴行死に抗議、全米で続く トランプ氏を教会関係者や映画監督が批判

2日夜も大勢が夜間外出禁止令を無視して抗議を続けたが、激しい暴力は1日に比べると減っていた。一方で、前日のトランプ氏の行動に、キリスト教関係...

BBCニュース

 

Racism 人種主義

Discrimination 差別

 

日本に住んでいる時よりも、人種のるつぼ英国に移り住んでからこの言葉が現実味を帯びるようになった。

自分がマイノリティになったせいもあるだろうし、若い頃よりもニュースに敏感になった事もあるだろう。

この国に住み始めてから自分の無知とナイーブさか友人を傷つけてしまった事もあり、それからはこの人種に関しての問題は私にも大きなテーマ(と言うか触れずらいテーマと言った方が正しい)であり、しかしだからと言ってどうするべきなのか答え以前の方向すら見えてこない。

でも今のままでは嫌なので、触れる事から始めてみようと思う。それが私の第一歩。

 

私は人種主義者ではないけれど、それだけでは充分ではなかったのだ。

今までも世界的にこの人種差別問題はあったけど、なぜ変わらないで来てしまったのかを考えている。

まず、自分は直接的な被害がないから。それが結果利点となっていることにも目をつむっているから。

人種差別はだめだと訴えている事だけしか出来ないと思っているから。

 

多分頓珍漢なことを言っていると思うから、この事件後自分なりにリサーチしてみた。

まず、’’ステレオタイプ’’ によって黒人の人たちの生活の中で身を守るのがどんなに大変なことか、私達が普通に出来ていることが沢山含まれていることに驚く。

黒人青年が母から言われた「16のやってはいけないこと」が、黒人にとって警察がどれほど脅威かを教えてくれる

まず、この’’黒人であること’’から生じるステレオタイプを払拭しなければいけない。

そしてそこから繋がる偏見、が差別と言う行動を起こしてしまう、事にも。

 

これは↓せやろがいおじさんの動画。ふざけているようだが今回はそうではなく、私のもやもやした頭のモヤをちょっとだけクリアにしてくれた。

https://youtu.be/NiZTY_JIUhA

 

 

未来のために今私ができる事を考えた。

暴力的なデモ行進は違うと思う、インスタやtwitterで声高々に叫ぶことも違う。

この国が変わっていくことに使われる様な団体に寄付をする、人種差別に関する事をもっと知る努力をする(教育)、もしくはその教育に関する団体に寄付する、自分の文化以外にも興味を持つ事で黒人と白人、黄色人種の壁を取っ払っていく。

今までは、こう考えるだけで逆に人種主義に見えるのではないか?と感じたりもしたけれど、もうそんなのどうでも良い。そういう考えもまたある種のステレオタイプなのだから。

まずは私の働く業界でできる事を見つけたのでそこから始めてみる、

いつか、肌の色で命の重さが決められる世界じゃなくなると願って。

 

 

 

 

 

 


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