TT

TTがイギリスに来てたのは１１月の初め、
そう私がイタリアに行く頃、そして私の周りの環境が随分変わる頃だった。

東京生まれ、東京育ちの正真正銘のシティガール？のTが我が家に来るってんで
どうしようか考えたけど。
結局、食ってしゃべり倒した後森へ散歩で終わった(笑）。

今写真を見直してみると、数週間前なのに
森の色が今と比べると随分鮮やかだ。ちょうど季節が移り変わるいいタイミングだったのかも。



彼女と出会ったのは１９９８年の夏、Brightonの語学学校で。
初めての海外生活で日本食に飢えていた私をフラットへ呼んでくれた上、ベーコン肉じゃがを作ってくれたTT。
友達も少なかった私だったんで涙が出るほどおいしかったっけ。

雑学博士で、一言一言が納得させられるんだけどおかしくって、
メールだけでも私はいつも大笑いしてしまう。　なんで？と言われると説明しがたいが
強いて言えばあのちょいとツイストした彼女の物言いかしら。


１１月は長く働いたサロンを辞め、さてどうしましょうか、という
貧乏性の私にとって精神的にはベストとは言えない時期であって、
その時に一体どうやってお友達にいいおもてなしができるのか、私自身疑問だったけど
今になって思うに、TTの来訪は神様から私への贈り物だったのでは？と思ってしまう。
そんなこと言うと、鼻で笑われるに決まってるのでTTがこのブログを読まないことを祈る笑

環境が変わるその前日に彼女と笑いまくり、その当日にもわざわざ顔を出してくれたTT、
お陰様でビビリ蛙の私がスムーズに井の外に出られ、ショック死しなかったのは自分でも驚きだった。

笑いのパワーってすごいね。

猫が苦手なTTをSushi（猫）がじーっと見つめてしまい、焦ったTTがバランスを失い
足の脛に擦り傷をおうという事件もあったけど　ごめんよ。　　　　ぷ
って笑っちゃいけないね。　　　　ぷ

その傷を見て”この傷跡後10年は消えないわね”とぼそり。
そんなTTが好きです。

ほんとよ。