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ありきたりのシアワセ UK

little things in Britain

I Love Me と 奇跡のリンゴ

2010年01月30日 23時11分24秒 | media
>嗅覚は感覚の中で一番脳に近いのよ

私が東京のサロンで働いていた頃,
エッセンシャルオイルの存在を一番始めにおしえてくださったアロマの師匠、長橋照子さんがよくおっしゃっていた言葉だ。

たしかに、街を歩いていてふっと香る香り、森を歩いていて感じる季節の香り、
それぞれがそれぞれの記憶と共によみがえって来る事が多々ある。

部活の帰りの漂白剤に近い夏の匂いはあの練習の辛さを、
なぜか栗の花の香りは青春時代のもどかしさを、
昔つき合っていた人のお気に入りのアラミス(懐かし過ぎる)の香りはその頃の素直で可愛かった自分を笑etc...
皆さんにもあるのではないでしょうか?

今日はその”匂い”じゃなくて音の方。
長い前置きですみません。

ある音楽を聴くとその頃の記憶を呼び覚ます、ことがよくある。

高校の寮で読んでいた新井素子さんのグリーンレクイエム、この本を読んでいた時に繰り返しかけていた久保田利伸さんのアルバムSHAKE IT PARADISE。
本の内容は全然覚えていないのに、この2つは切り離して考えられないくらい
私の海馬の引き出しの中でぴったり寄り添っている。

6畳の部屋でルームメイト"I"と布団の上で本を読んだり,おしゃべりしたり
音楽聴いたりした事がその音楽と本の題名によってすごくクリアに思い出されるのも不思議な感じだ。
彼女は少年隊が大好きで(特にかっちゃん)ラジオ聞きながらよく笑ったっけなぁ


そしてAikoのアルバム”秘密”を聞くと桐野夏生さんの”ダーク”
の中のキャラクター”村野ミロ”。あのさわやかなAikoの声とミロの中にあるドロドロした憎しみと怒り、そして愛情に対する飢えとの劇的なコントラストがこりゃまたワンセットで引き出しの角に収まっている。



最近では、
我が家の課題図書となった奇跡のリンゴと大好きな斉藤和義のI Love Me

斉藤和義の、男くさいけど愛を感じる詩と木村さんの夢に向かってまっしぐらな感じが合っちゃったんだろうなぁ、あっ もちろん私の中だけでね。


きっとこれからも I Love Me = 木村さん 





皆さんも、音と脳の作り出す”不思議な組み合わせ”あったら
おしえてくださいね

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (to おふみ)
2010-02-02 07:36:52
ビオレだのシャワーコロンだの
もうなつかしい
シャンプーの香りで好きだったのは早見優のシャワーコロン?だっけ?あの香りのつぶつぶが入っているやつ。
それから湯上がりコロンだっけ?石鹸の香りのようなコロンも流行ったっけね~
でも一番好きだったのエッセンシャルシャンプー!
メリットでもアクアミーでもなくエッセンシャルのあの香りがたまらなく好きでした。今でもあるのかな~

それとレベッカとバービーボーイズ
私も大好きでした。高校の頃だよね。初めて行ったコンサートがバービーボーイズ(秋田市)でした。非常に大人になった気がしたものです。

季節を香りで感じる事ができるってシアワセだと思う。そんな青春時代を過ごした私達はラッキーだね
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Unknown (to king)
2010-02-02 07:31:09
イッセイミヤケでしたか
そしてCK ONE
なつかしいです

香水の好みは変わらないのか。

10代の頃流行ったムスク系で,私も例にもれず好きでしたが、今は全くです。
ので答えは人によって、ですかね。
その彼は相当その香水が好きなのでしょう、もしくはつけすぎて体臭がそんな香りになっちゃったとか?
んなわけありません断言
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音と香りかあ (おふみ)
2010-02-01 20:56:15
音楽と香りはその場の情景の保存料だよね~
去年感じたのは去年の月下旬の十和田は肥料の香り、5月下旬は花の香り、9月は枯れ葉で、11月は雪の香りだったので、それぞれ学生時代を思い出す。自分が学生までしかいなかったからね。

アラミスは高価だから香りに覚えが無いのだけど、小学校高学年はビオレのレモンミルクで、中学の頃は資生堂のシャワーコロンフレッシュライムだね!あと、車の芳香剤でフローラルの匂いは高校後半を思い出すわ。高校の頃はレベッカとバービーボーイズだね~、若かったわあ。馬鹿だったしなあ。ああ、ハズカシッゾ
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Unknown (king)
2010-02-01 11:42:20
イッセイミヤケかと笑。
私の世代はCK ONE流行りですよー。

でもその彼と10年ぶりに昨秋会った時、おんなじ香水をつけてた気がする。
もう忘れちゃったから、違うかもだけど。
けど香水の好みは変わらないんですかね。
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Unknown (to king)
2010-02-01 07:48:20
わかるわかる!
昔つき合った人の香水の香りにドキッとする時。
そんな歌なかったっけ?

その香水のブランドは覚えてる?
kingちゃんの世代はアラミスじゃないなぁ。マンダム?
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Unknown (to saoriさん)
2010-02-01 07:46:12
saoriさんもグリーンレクイエム読んだ事あるのですかー?!
なんか親しみ湧くわ~
でも本の内容ほとんど覚えてないのですよね..

原田知世ちゃんとお茶の香りが結びつくのもなんだか不思議ですね~(あっ、でも映画じゃないのか)
それよりストーブでお茶炒ってるsaoriさんのお母さんが
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Unknown (to miumiuさん)
2010-02-01 07:19:09
アラミスをわかってくれる方がいた事にとても感謝!!
あの香り、なんとも80年代後半~90年代前半を彷彿させますよね。ワンレン(ソバージュ)、ボディコンでビリヤードしに行ったりしたものです

あっ引かないでくださいね笑

同じ世代だったら嬉しいなぁ

最近、22歳の男の子と話す機会があって”まことちゃん(もちろん梅図かずおのね)みたいだね”って言ったら
?マークの顏してたんです....

まことちゃんを知らない世代なんて...

ところで庭仕事が始まったら酢と話しかけは私もこっそりやろうと思ってました!miumiuさんも風邪には気をつけてくださいね~
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Unknown (to mamaさん)
2010-02-01 07:11:35
>付き合うひとによって、聞いた音楽が違うからなぁ(笑)

もう、さすがmamaさん!
つき合う人によって性格が変わるより全然いいですけどね笑
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ジャニーズじゃないですよね?恥 (to laurelさん)
2010-02-01 07:10:13
ジャニスが胎教だったのね、laurelさん。
かっくいいぜ お母さん

ホッとする音やリズム,メロディってありますよね。
きっと過去のどこかで聞いた事があるか,それが遺伝子に組み込まれているのでしょうね。

家のお母さん、双葉百合子を私が小さな時によく聴いてました。(知らないだろうなぁ
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Unknown (king)
2010-01-31 11:16:05
桐野夏生とaikoってーのが意外性のある組み合わせですね! 
両方大好き!

匂いって、ものすごく訴えかけてくるなあと私も思います。
街を歩いてたら別れた彼の香水がふっと香ってきて、ハッとしたり切なくなったりした経験あり笑。
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Unknown (Saori)
2010-01-31 01:20:02
新井素子のグリーンレクイエム懐かしい~って叫んじゃいましたよ(笑)
小学校の高学年の頃から中学にかけてはまってましたねえ、、、丁度その頃UKポップスにもはまっていて、やっぱりnaokoさんが言うように記憶のどこかでこの2つは繋がってるように思います。
SFの名作「時をかける少女」とお茶っぱの香りが私の中では切り離せないもう1つの思い出、、、丁度読んでいる時に母がストーブの上でお茶を炒ってたんですが、しまいには香りがきつすぎて具合が悪くなりました、、、で、それ以降時をかける少女、読めなくなりました^^;(読むと思い出がよみがえって具合が悪くなるんです、汗)
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Unknown (miumiu)
2010-01-31 00:03:01
naokoさんの匂いと記憶、音と記憶の感覚があまりにシンクロしすぎてて驚きました@@
アラミスの香りをまとう人とか、
久保田利伸のアルバムとか・・
もしかして、年代が近いのかもしれませんね。
I LOVE ME は知りませんでした。
が、奇跡のりんごはネットで検索していて、以前気になったことがあります。
そして、栽培法をちょこっとマネしたら、うちの庭の病気持ちの洋ナシが、昨秋たわわに実をつけたんです。
すごいなぁ。
酢水と、話しかけ、これは効きます!ホントに。
今朝は雪が積もっていて、ビックリ!
naokoさんも、おかぜをひかないようにしてくださいね。
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う~ん (mamaさん)
2010-01-30 13:03:17
付き合うひとによって、聞いた音楽が違うからなぁ(笑)
モダンジャズはS君、ボサノバはK君、夫はクラシック、ぷぷ。
強烈な思い出に結びつく音楽はないっす。
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音と脳。 (laurel)
2010-01-30 12:43:02
・・・何かあるかなぁ と考えております。

わたしは ものすごいエレキの歌う声を聞くと
妙に ほっとします、
ホームグラウンドって気分になります

そのようなワタクシのお母様は
若い頃 ジャニスをとっても聞いてたそうです。
私がお腹に居たころはそうでもなかったみたいだけど、きっと母の遺伝子にジャニスの痕跡があってそれが私の脳の記憶にすでに組み込まれてたのではないか?と。
で、私はジャニスは聞きませんが、クラプトンを始めとするUKのミュージッシャンの音を聞くと、ホッとすることが多いですね。
独特の音運びとリズムがあります。UKと知らなくても、なんだかいいなと思うのはUKである、ということがよくあります。
USAのは、ちと違うんですなぁ。。。
いいのもあるけどね、
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