7.7.2005

この日は朝から曇り空でした。
いつもの朝、９時半頃テレビを見ていたらリバプールストリート駅近くで事故のようなものが起き一人の男性が脚を怪我した模様、詳細はまだわかりませんと。あまり深刻に考えずに仕事に行くために駅（ゾーン２ピカデリーライン）へ向かい、最寄りの駅が閉まっている事に気付く。仕方ないので近くのバス停まで１０分ほど歩いて行ったところすごい数の人人人がセンターへ行くためのバスに我先にとすごい形相で乗ろうと争っているところでした。あまりの凄まじさに後ろに下がり待つ事３０分、やっとバスに乗り仕事場であるサロンにつきスタッフから何かが爆発したらしいと聞き唖然。でもその時点でもまだ詳しい情報は知らされてなく（あやふやな情報で市民をパニックにさせない配慮だと思うけど）まず日本の家族に連絡をし、そしてロンドン中の友人の安否の確認のための電話をしようと思ったら　通じない。混線。テキストは遅れたので全員に無事かどうかの確認メールを送る。その頃からテロだろうという事がもしかしてから確信に変わる。サロンには予約のキャンセルが相次ぎその間もテレビのニュースでは生々しい映像とともに負傷者、死者の数がどんどん増え、怒りというよりこれ以上被害が大きくならないようにと祈る事だけでした。http://white.ap.teacup.com/reading/84.html#comment　　　http://blog.livedoor.jp/london_time/　これは別のブログでのその日の様子です。結局全員の安全を確認したのは夜になってからでした。５分の差で危険を逃れた人もいたし、いつも使わないバスだけどその日に限って乗ったらしくそれ以来行方不明、家族は彼の帰りを待ちわびているという記事もその後の新聞で読みました。人の生命を人が奪うと　こんなバカな事があるでしょうか。