ありきたりのシアワセ UK

little things in Britain

英国の結婚式

2010年09月28日 19時15分12秒 | welcome to England
秋も深まりかけた頃の週末に
Rのいとこのウエディングに招待されました。





ロンドンから2時間半、北に向かったところにあるCambridgeshireでその結婚式は行われました。






ceremony
その日結ばれる2人が住む村の、
 


古くて小さな、とても趣のある教会でのceremony(お式)でした。









ドキドキしながら新婦を待つgroom(新郎)とbestman(新郎の世話役)とusher(正式な雑用係?)に、




bridesmaid(花嫁の世話役)。




そして







bride(新婦)到着

ジャーン








bridesmaidと花嫁の弟が、花婿が待つ教会へと花嫁を導きます。


それまで曇ってた空が、花嫁の到着と共に見事快晴に、
これは一同驚きましたよ さすがイギリスのお天気








そしてゲストが暖かく迎える教会へ入場









近いの言葉を交わす2人






途中、全員での聖歌合唱が2、3度入りました。


 


marriage register(結婚登録書?証明書?)に新郎新婦、各立会人のサインを入れ、







Vicar(キリスト教司祭?)からの有り難いお言葉を頂き、






晴れ晴れしく新郎新婦退場です。






そしてしばし写真撮影、歓談を楽しみます。





既に気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、新婦の父方家族はスコティッシュ、だから男性2人(父、弟)はキルトを履いているのですね~。
 

そこの2人、お墓によりかからない事!
ちなみに新婦の甥っ子C君とピンクのドレスは姪っ子Iちゃんです。

花嫁をみつめるIちゃんの熱いまなざしを見て、こうして小さな女の子達は
いつか自分がプリンセス(花嫁)になる日を夢みるんだなぁと思いました。
私は男勝りだったので、一度もそんな事思った事ありませんでしたけどもね....



そしてconfetti(紙吹雪?)で夫婦となった2人を送り出します。

皆さん、バッグを開けて慌ててconfettiを探すの図



そして、来る時は弟と来た車に今度は新郎と乗り込みます。




中には冷えたシャンパンがお待ちかねです。



そして次のreception(披露宴)会場へと向かいます。









reception
その教会からほど近いこれまた地元に根付いたパブで宴は開かれました。
もちろん貸し切りです。





前もってその日のメニューを聞かれていたのですが、
なにせ半年近く前の事.....みんなで何オーダーしたか忘れちゃったよー
なんて言ってたら.....
各テーブルのネームプレートに、きちんとスターター、メイン、デザートが
記入されておりました



私は、サーモンパテ、サーロインステーキにトフィプディングの様。(自分でオーダーしたのにすっかり記憶にございませんでした




新郎の息子からと新婦の弟からのスピーチで盛り上がり、
そして新郎自身のスピーチ涙あり。

式の間ずっと極上のスマイルだった新婦と対照的に
新郎はずっと緊張気味だったのですが、
式が終了し少しほっとし、そしてもちろん嬉しさも加わりその涙のスピーチとなった様です。

2人とも再婚なのですが、出会ったいきさつは通勤電車の中で、だそうです
具合の悪くなった新婦に席を譲ったのが新郎だったそうで.......

どこに出会いがあるかわからないものですね



そして手作りのウエディングケーキ!
もちろんケーキカットもありましたよ。




実は、Rこの日カメラマンとしてがんばっていました。

写真好きというだけで、新婦に結婚式の写真を撮る様に頼まれてしまい
本人すごいプレッシャーを感じていた様です。

なので、Rはレンタルでめっちゃ性能のいいカメラを借り
私はバックアップとして、Rの一眼レフと私の使い慣れたミニデジの両刀使いで
挑みました。

なので、お酒も飲まずにがんばりましたよ~ えへん

1度、ケーキカットの時にRがタイミング悪くトイレに入ってて
その間全員に待ってもらい、私が男子トイレの前で”お~い早く出てこ~い”と叫ぶ場面もありましたが笑
後はなんとか無事に仕事を終える事ができました





7時半からは家族だけではなく親しい友人達も集まりわいわいと楽しいパーティになった様です。

私達は泊まらずに、パーティ後の写真はもう1人の(新郎の息子のGF)カメラ係にお願いしておいとまいたしました。





イギリスに来て、何度かこうして結婚式に招待して頂きましたが、
ファインダーを通して式を冷静に観るというのはなかなか面白い経験でございました。
一度しかない瞬間瞬間を撮るという、特に結婚式のカメラマンという仕事は
本当にプレッシャーのかかる仕事だと今回つくづく思った次第です。


写真のできは、ここではお見せできませんが
まぁまぁと申しておきましょう(いいのかそれで?)。




大事なのは2人がとても幸せそうだったって事
新郎はもう新婦にゾッコン命(ラブ)で、ありゃ尻に敷かれるなぁ
って私だけではなくゲストも思ったはず笑



J、Rさん
どうぞ末永くお幸せに~



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20 コメント

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すてきっ (真木)
2010-09-29 10:04:18
お友達のフローリストさんのお式のときもとってもすてき
だったけれど、こちらの結婚式もすてきですね

人のぬくもり感とみんなでお祝いするっていう、シンプルだけど
一番重要なことを感じられるからかなぁ?
日本のアレって、ほとんど儀式というかイベントというか
義務・義理っていうかぁ・・・・。

2006年に生まれた子がもうこんなリトルレディに?!<Iちゃん
こういうすてきなお式を10個ばかし経験したら、
それはもうプリンセス街道まっしぐらに違いありません!笑
イギリスに少子化の心配はないでしょうきっと。ふふ。

naokoさんの写真、道理で式の流れを抑えてるな~と思いました。
サブカメラマンとしては頭はクールに心はホットにして
おかないといけないから大変でしたねぇ。
でもそのおかげですばらしい写真ばっかり。

お二人の門出をお祝いします
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Unknown (king)
2010-09-29 11:44:06
やっぱりなおこさん、写真お上手~~~。
ほれぼれしますわ。
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Unknown (netherbury)
2010-09-29 15:55:22
naokoさん、お疲れさま~。
これが、言ってた従姉さんの結婚式だったのね。すごく、イギリスらしくて、素敵やね。キルトの式って絵になるね~。
R氏もレンタルしてまでカメラマン、ご苦労様。また、機会があったら見せてね。
今回、naokoさんはヘアスタイルはしなかったのかな?でもカメラ助手やもんね。カメラ、私も好きでうまくなりたいと思ってるけど、その一瞬を撮るのって本当に難しい!いい構図だと思ったら、ピントが変なとこにあっていたり、バッチリの色合いでも構図的にずれがあったり、フォトショップによくお世話になるけど、昔はそんな技術もなかっただろうから、ホント大変なお仕事よね。失敗したって許されないもんね~。
お二人とも、お幸せに~。
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超リアルだわ (おふみ)
2010-09-29 21:47:34
結婚式場でバイトしていた私、
これまで出席した結婚式も数しれずなんだけど、
やっぱり結婚式的になんていうかこう本場感がある~
二人が楽しむためのものってところが違うのかも。
やっぱり地産地消が馴染みが良いみたい。
しっくりくる。
そして素敵です★
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Unknown (cinq-etoiles)
2010-09-29 21:54:04
どもー!
やっぱ、結婚式って楽しいよね~♪
naokoちゃんの美しいアングルの写真でいい雰囲気がすごく伝わってきた!
新郎さん&新婦さんの出会いがこれまた素敵★
こんなドラマみたいな出逢いって本当にあるんやね~・・
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Unknown (AKI)
2010-09-30 07:42:17
素敵な英国の結婚式に一緒に参加させてもらったような気分~♪
写真、とってもきれいに撮れているっ!
その場の空気が伝わってきます。
車の中に用意されたシャンパンとフワフワ
カーペット、カメラマンの特権のワンショットですね。王子様とお姫様だわ~。
新郎さん、泣いちゃったのね・・・。
私の時もバッボF号泣してたな~。
Rも泣いていた?
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ありがとうございます (to 真木ちゃん)
2010-09-30 16:30:16
お友達のフローリスストさんってnetherburyちゃんだね~
彼女の結婚式は本当に素敵だった、あったかくって、それにお洒落で。色んな国籍も混じっていた→落ち着く だったんだよね~

このRのいとこの結婚式はお互い再婚同士だったせいか、ローキーでみんなとってもリラックスしてたの(新郎とカメラマン以外笑)。
いい意味で、今回のこの結婚式は英国の典型的な平均的な結婚式なのではないかな?って思ったんだ。皆さん英国人だったし、もちろん私は唯一の外国人、ってことでちょっと緊張しました。

昨夜、花嫁の弟宅(我家から車で20分ほど)に写真を届けて参りました。思ったより好評でRカメラマンもそっと胸を撫で下ろす笑 “もう結婚式のカメラマンなんて2度とやらない”と既にリタイヤ宣言してたけどね。

日本の結婚式というか披露宴って独特なものがあるよね~。田舎に行くともっとすごいんだよ笑 ”出し物”が多くって長いし、どこまでよんだんだか出席者も多いしね。花嫁の衣装替えもゴンドラ(笑)含めて、あれはあれでエンターテイニングでいいのかも?!
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ありがとー! (to kingちゃん)
2010-09-30 16:37:31
日中自然光のあるところは光に助けられてまずまずの写真が撮れるんだけど、問題は夜でした。プロ用のストロボがないと、非常に光感のきっつい写真になるわ、赤目にもなるわ、ぶれるわ、駄作オンパレードでございました。Rのカメラでなんとか数枚いいものが撮れたのが救いだったよ

http://netherbury.exblog.jp/15119072/
これは最近netehrburyちゃんが出席してお花やって撮った結婚式の写真だけど、kingちゃんにはこういう個性的な式の方がはまりそうじゃない?夏フェスみたいに。
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Unknown (to netherburyちゃん)
2010-09-30 16:39:53
昨日はどーもー

あのメレンゲ全部食べちゃった!私が。
もう止まんないのー、やばいよね?
それにお茶もアリガトネ。

今頃は空港で搭乗時間を待っている頃かな?
あまりプレッシャーを感じずに楽しんで来てねー

さて私はこれから家具の組み立てだわさ
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Unknown (to おふみ)
2010-09-30 16:48:48
結婚式場でもバイトしてたの?!
大変そう.....色んなハプニングもありそうだけど、衣装とか思考も観れて面白そうじゃない?

田舎の結婚式は独特だよね?
色んな人が出席して、沢山の人が催し物やカラオケをして、親戚の子供が走り回ってて、引き出物はタオルかシーツ?今は違うのかなぁ。うちのお母さんがパートしてる”ふじやホテル”で笑



皆さんありがとう、
2人の門出を一緒に祝ってください、
という目的が達成できれば、色んなやり方があっても当然だし納得だよね。
たまに動物園で結婚式をあげたり、水中でやったり、ってのもあるみたいだけど....
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