雪に覆われた畑の畝ではなく
蓬莱山の雪面に雨が描いた芸術的ライン
こんな雨溝ができた斜面をスキーやスノーボードで滑るのは大変？
４月２７日は、２０１１年から始めて毎年の恒例になりつつある吾妻連峰（東）の一切経山残雪山行
昨年は凍りついた魔女の瞳の姿を２パターンも拝む事が出来たので
今回の本命は一切経山ではなく・・・
ここ何年も登ってみたいと思っていた、登山道がなくて積雪がある時期しか登れない山
１９２８ｍピーク（通称「平石山」）と前大巓（マエダイテン）
結局はこんな感じで一切経山も
福島市と猪苗代町の境界の山を三座登りました (^_^)
ちなみに、平石山から前大巓の鞍部にかかるオオシラビソの樹林帯の通過は注意が必要
タイミング的にギリギリだったようで雪を踏み抜いた痕が多数・・・自分も例外なく腰まで嵌りました。
ということで、このルート図を今年はもう参考にしないほうがいいと思います。
このルートの通りに歩くのならまた来年
・・・
今回の記事は、県道７０号福島吾妻裏磐梯線の磐梯吾妻スカイラインからスタート！
土湯峠側にある雪の回廊は帰りに見る事にして（結局撮らなかった）
いつも通りに高湯温泉側から
日本の道１００選にも選ばれている展望抜群の道路なんですが
今回は霞が酷くて阿武隈山地や麓の信達平野がろくすっぽ見えず
不動沢橋も天狗の庭も通過
シモフリ
一切経山の噴気も風で靡かず良い感じ
涅槃坂と火山性ガス発生危険地帯のキツネ地獄
昨年秋頃から流れていたトヨタのベルファイアのＣＭのロケ地はズバリここ
微温湯登山道がこの辺りのどこかを通ってます。
この磐梯吾妻スカイラインは最近・・・
オーストラリアのバイク専門雑誌「Road Rider Magazine」で
「世界で最も美しいツーリングロード１０」として紹介されたようです。
６月末までは無料措置がとられている浄土平駐車場に到着
SPF50+＆PA++++の日焼け止めを顔に首筋に（耳にも忘れずに）塗りたくって
雪目防止の為にサングラスも忘れずに・・・
浄土平出発 ８：０８
木道の大部分は見えていましたが、浄土平湿原は一部を除いてまだ雪の中
噴気は控えめでしたが、その音量はなかなかでした。
今年は落石が見当たらない
登山道を示す目玉マークを左手に
雪解けが進めばここは沢
せっかくだからその雪に埋まった沢を吾妻小富士と桶沼を背後に登ってきました。
出来てもすぐに途切れ途切れになる飛行機雲
雨溝が右から左から自分の歩いている場所に集中
今年の土砂の流出は今のところ小規模でしたが、これからどんどん長くなっていくはず
スノーシューにアイゼンに軽アイゼンに
皆さん装備は様々
気温がこの時期にしては高くてざらめ雪
軽アイゼンは持参していましたが装着しなくても問題無し
前大巓の姿が正面に見え始めてきたので、ここは酸ヶ平の一画だと
いつもとは違った方向から酸ヶ平避難小屋
まだここのトイレは使えません
酸ガ平避難小屋 ９：０５
続きます。
