大きな歯車は、回し始めはゆっくりとしか回らず、大変な労力がかかりますが、少し回転すれば、自ずと回り始め、それほど力が要らなくなります。事業もそうで、この「うちどくコメントコンクール」も最初の数年は労力かけて回さなくては、ということで、平成27年度の「第2回うちどくコメントコンクール」は、より多くの学校に取り組んでいただきたいと、事前の校長会や足P連理事会でも、しっかりアピールをさせていただきました。
また、案内チラシの表面の「うちどく通信第5号」では、若井教育長を始め、市内の高校生(足高生)や図書館司書の方などのおすすめの本を紹介してみました
それと、広報課にお願いして、市のイメージキャラクターの「たかうじくん」にもメッセージをいただきました

その結果、1回目を大幅に上回る8倍強の2318点のご応募をいただきました
2回目ということで少しずつ「うちどく」の趣旨をご理解いただいてきて、多くの学校で積極的に取り組んでいただきました。特に、山辺中学校区の山辺中、山辺小、南小の三校は、事前に校長先生方で話し合い、学校を挙げて取り組んでいただき、大変多くの応募がありました
その山辺中さんと山辺小さんと昨年に続き筑波小さんが、全校児童生徒数の8割を超える応募ということで、感謝状をお贈りしました。本当にありがとうございました。


2回目は前回以上に、素晴らしい作品が多かったです。1回目はコメントの文字数が少ないものも多かったのですが、2回目はコメント欄いっぱいにビッシリ書いてくれた作品が多く、読むのに一苦労でした
そんな中、中学生の部で最優秀賞に輝いた作品を紹介します。「『太陽の子』灰谷健次郎(角川文庫)」を読んでの中学3年生の女子生徒とお母さんのコメントです。
お子さん(中学3年生)「この本は、ふうちゃんという小学6年生の女の子が心の病気にかかっているお父さんの病気の原因をみつけ、治そうと努力している話です。お父さんの病気は昔あった戦争に関連しているかもしれないとわかる。とても感動します。ふうちゃんの、お父さんに対する気持ちがつたわります。」
お母さん「わたしが若いころに読んでとても感動し、ずっと大切にしておきたい本のうちの一冊です。この本について子どもと語り合える日が来るなんて、本当にうれしいです。またひとつ大切にしたい理由が増えました。」
お母さんのコメントからは、お子さんと自分の好きだった本について、語り合える喜びがひしひしと伝わってきます。本を通して、家族で語り合える、これこそ、「うちどく」の素晴らしさですね
また、別の優秀賞の作品を見ると、お母さんが昔読んだ作品をお子さんに紹介されて、再び読んでみたら、新たな発見があったと。こどもと同じ本を読んでみる、というのも「うちどく」の楽しみだと思います
また、案内チラシの表面の「うちどく通信第5号」では、若井教育長を始め、市内の高校生(足高生)や図書館司書の方などのおすすめの本を紹介してみました



その結果、1回目を大幅に上回る8倍強の2318点のご応募をいただきました




2回目は前回以上に、素晴らしい作品が多かったです。1回目はコメントの文字数が少ないものも多かったのですが、2回目はコメント欄いっぱいにビッシリ書いてくれた作品が多く、読むのに一苦労でした

そんな中、中学生の部で最優秀賞に輝いた作品を紹介します。「『太陽の子』灰谷健次郎(角川文庫)」を読んでの中学3年生の女子生徒とお母さんのコメントです。
お子さん(中学3年生)「この本は、ふうちゃんという小学6年生の女の子が心の病気にかかっているお父さんの病気の原因をみつけ、治そうと努力している話です。お父さんの病気は昔あった戦争に関連しているかもしれないとわかる。とても感動します。ふうちゃんの、お父さんに対する気持ちがつたわります。」
お母さん「わたしが若いころに読んでとても感動し、ずっと大切にしておきたい本のうちの一冊です。この本について子どもと語り合える日が来るなんて、本当にうれしいです。またひとつ大切にしたい理由が増えました。」
お母さんのコメントからは、お子さんと自分の好きだった本について、語り合える喜びがひしひしと伝わってきます。本を通して、家族で語り合える、これこそ、「うちどく」の素晴らしさですね

