総理官邸は、伝統的に、「遺憾砲」しか無い。
おそらく、海保の虎の子である「放水銃」すら決断を求められたら、「答え」は出ないはず。
それが長年、事なかれ的政治手法で学習した結果なのだ。
事なかれで的手法で、20年、30年と議員生活を確保してきたのだから、無理もない。
安倍政権といえども、あれだけに議席を有していながら、外野席(メディア、クソ野党と言論人)の制圧はできなかったし、改憲の「か」の字も国民には見せることはできなかった。
海保の現場では、火器以外の方法で、つまり、水鉄砲や、相手の航路妨害的な行動で対処するかもしれないが、結果、テキは発砲することは目に見えている。
その発砲を踏まえて、最初に出てくるのが、官邸の「遺憾砲」のはず。
実に深刻な事態だ。
いっそのこと、この機会だから、公明党の定席になっていいる海保の親方・国交大臣に下駄を預け、以後、入閣をご辞退させるくらいの甲斐性と知恵者も政権の近くには居ないだろう。
米国とて、はたして、第七艦隊ー太平洋艦隊のラインで結論はだせる環境にあるかどうかは、現在の米国政権では不確定事項だ。