無職の漫画家 奮闘の記録

崖っぷち漫画家・流星光の本音ブログ

フ○ンス書院の仕事、終わりそう

2011年05月28日 23時33分48秒 | Weblog

1年以上にもわたって、ちまちま描き続けてきた
フ○ンス△院の官能小説の漫画化という仕事ですが、
いよいよ来月描くことになる2話分で、
最終回を迎えることとなりました。

フ○ンスさんからは、

「次も描いてほしい」

と言われてはいたのですが、

だんだんと漫画部門の経営状態が良くない状態になってきているようで、
いよいよ、最終回が近くなるというところまで来たら、

「やっぱり次は無いでしょう。
無いと思っていた方がいいかも…」


というトーンに変わってきました。


そこで、僕も、急に失業という事になる訳で、
仕事を探さなければならなくなりました。

とりあえず、最後の2話分のネームにとりかかる前に、
いろいろ出来ることはやっておこうと思いました。


■持ち込みをするため、サンプル画を描く

何か、原作があったとして、目を止めてもらえるようなキャラが必要だろう。
そういうキャラの絵をいくつか描いて、

「こんな絵を描きますけど、何かお仕事ありませんか?」

という求職活動はアリじゃないのかな、と思いました。

1本漫描いてから、とか、ネームを書いてから、とか思ってると、
いつまでたっても持ち込み出来ないという事になってしまうので、
とにかく早く動くことが大切なのです。

今まで描いたものを持って行けばいいだろうと言われるかも知れませんが…、
どうも…何というか…。

その作品ごとに、合わせた絵を描いてきたもので、
自分の絵、というのを全面に出したものではなかった気がします。

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だけど待て。

ここはよく考えるべきだぞ。
逆の立場で考えよう。

編集者の立場としては、どんな漫画家が持ち込みに来たら嬉しいか?

いや、「嬉しい」なんて事はまずないだろう。
仕事だから見てくれるのだ。

少しでも興味を持ってもらわなければならない。
そのためには…。


とりあえず、ただの「漫画家」じゃないんだ。
「44歳の仕事がない漫画家」なんだ。

そんな漫画家が、どう接触していけばいいか?

まず…

■即戦力であること

すぐに使える絵。
すぐに使えるキャラ。
原作を渡されても、すぐにネームに起こせるフットワークの軽さ。


■しかし、漫画家として卑屈になり、

「何でも描かせていただきます」
「どんな絵でも描けますから」


みたいな態度はどうだろう。
編集者として、決して好感を持たないのではないだろうか。

■そして、大切なのは…
知り合いのネットワークを最大限に使うこと。
編集者に知り合いがいたら、まずそこを頼る。

知り合いの漫画原作者や編プロには、
最新のサンプルを送りつけるなどする事だ。

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とにかく、やみくもに何かをするのはやめよう。

時間の無駄だし、
それをぶつけられた相手も迷惑だ。

自分をどう見て欲しいのか。
どうなりたいのかを明確にしてから行動に移すべきだ。




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