いつから設定をいじくりまわしているのか…。
とにかく漫画の始め方を忘れてしまった僕は、
あれやこれや設定をいじくり、新しい設定を生み出しては前に進んでいるような錯覚にひたっていた。
設定だけがどんどん増えるなか、ストーリーの根幹部分がまるで決まっていないことに気づいて、今度はストーリーをいじくって…。
そんな事をしているうちに、主人公をもっとこうした方が…なんて気を起こしてまた変更変更。
気がついたら、最初に考えていたストーリー案は廃棄…というか、
その5年ほど前、主人公が実家住みのときに繰り広げられるひと悶着を描いておくべではないか、という結論にいたったのだ。
そして、そっちの5年前のエピソードをあーだこーだ組み立てて、やっといろいろ出そろって、あとはネームを描いていくだけという段階に差し掛かってきた。
いや、まだネームでないのだ。
ネームにするほど、まだ自分の頭の中で出来上がってはいない。
何が出来上がっていないのかというと、
う~ん…、そもそもどういう漫画にするか、が決まっていない。
風景がキレイで、なにかタンタンとした感じで進んでいく感じにするのか、
それとも、元気なキャラが動き回る感じなのか。
そんな折、いま読んでいる小説の中にヒントと呼べるものが隠れていた。
その小説には、アスペルガー症候群の女性漫画家が出てくる。
彼女の描く漫画作品が、僕が目指す作品の雰囲気に近い…気がしてきた。
悪い人が登場せず、淡々とセリフをかわしあってストーリーが進んでゆく、そんな漫画なのだ。
僕は、ここ10年ほど、人間の暗部を描く漫画とか、読む人の琴線にふれて心を動かそうとしてくる漫画は、とても苦手だった。
そういうのを「エモい」などと呼ぶのだろうか最近は。
年をとって、ともかく苦手になったのだ。
なので、なんか、前回のブログにも書いたけれども、自分自身がアスペルガーなのではないか、とか、その傾向が強いのではないか、なんて思っていたので、
何かしら、ヒントを得た感じがしているのです。
なので、少しまた全身したのです。
以上。
※ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
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ありがとうございました! <(_ _)>
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