みなさんおはようございます。
今日は光について、よく、光明光明と私が申し上げておりますが、
そういうことについて、ひらたくお話をしてみたいとおもいます。
そこで光というのは、どんな性質を持っているかというと、一口に
いえば、闇を消してしまうという性質を持っているのであります。
太陽が沈んで、夕ぐれになり、かすかな光も消えて、夜に
なりますと、私どもは電気をつけますね、電燈をつける。
何だ五井先生あたり前のこといってなんて思ってきかないのよ。
あたり前の質問を、じゃこちらからしますが、では、どうして
電燈をつけるんでしょう、明るくなるからですね。
みんな、電気をつければ明るいということは知ってる、けれども、
じゃ、その電気、電流がながれてるところというのは、みたことない
筈です。
みていなくても、スイッチを入れれば、電気がついて、明るくなる
ということを、何の不思議もなく、私達は納得しているのであります。
私の申し上げている光、光明ということも、実はそのとおりで
ありまして、人間は本来闇ではなく、光そのものなんだということを、
申し上げているわけであります。
神の愛という本当に真実無償の光が、この私達のからだを生かし、
心を生かしているのであります。
生命の源をたどってゆけば、霊妙な神秘、神の世界にゆきつく他は
ないといった科学者がおります。
夜の闇が辺りをおおった時に、電気を用いて明るくするという
科学を、うたがわない私達の心を、もう一つ奥の深い生命という
ひびきに合わせて、私達に真に生かしめているものが光であることを、
神の愛であることを知り、祈りを深めてゆくべきであります。
五井 昌久