2007 7.15
そのようなわけで、「線」があらわれたのだった。
「痛みをとおりすぎると プリミティブになるんですよ」
今日はどんな1日だったか?
夕方の18:00時過ぎにバーミリオンが外に見える日だった。
日本中は大嵐の日。台風がいつ上陸するかそれるかひやひやする1日。
あの花。マリのようにボール型にポコポコ咲くゼラニウム?
どうしてだか今日は夕暮れに映えて赤が際立つ日だった。決してよい天気ではない。
雨も小降りに降っていた時間帯もあった。快晴に天然の赤は映えるだろうか?
日光負けするだろうか?一関のアジサイを見に行くとすれば今日だったのに・・・。
いちばん最初の勢いの線が勝ったのだ。今日の頭に。これからどうしようか
思い出そうかどうのこうの の前に、もうすでに在るものとしての曲線が勝利したのだ。
いつかこうなるとは思ってはいたものだが。西の天気は大荒れなそう。私は今日、
いきなり銀色とみず色のカラースプレーをつかんだ。1~2年ぶりだった。どうして?
あの吹き散る霧のにおいに耐えられないくせに、勢いだけだったのだ全く!
混ぜるということはない。混ざるのだ。
確かにつよく軽快な線は在る。
いちばん底に脈々とリズムをはぐくむ。ヘビの曲線に見入ったばかりだった。
夢では栗の木の上にオレンジ色のニシキヘビが(顔はサルっぽい)うねうねと
その幹にもたれこちらを見ていた。そのとき曲線がわたしのものになった。
筆も耐(絶)えた。今日は。偶然だ