これは、やはり裏には『塾ってところで勉強をするところなんだから、子どもが喜んで通うはずはない。』という気持ちがあるのでしょうね(^_^;)
もしかすると、ちゃんと勉強させずに、甘やかして楽し事ばかりやっているから子どもが喜んで通うのでは!?と疑われているのかもしれません。
でも、逆です、逆。
たぶん、「厳しさ」という面においては、近隣他塾の比ではないと自負しております。
スパルタってことではないですよ。
何が厳しいって、逃れられない、許されない。
お客さんとして座って授業を聞いていればすむのではなく、必ず確認されるし、できるようになるまでしつこく先生は追いかけてくる。
先日、テスト対策をしていた高校生たちが昔を懐かしんでこんな話をしていました。
Y「オレ、中学のとき、あの演習がなかったら、もっと勉強できんかったと思う。」
S「そうやね。今にして思えばそうやわ。」
Y「なんやて、今にして思えばって。当時はイヤやったんか。」
S「イヤではなかったけど、つらかった。絶対やらなアカンで。」
Y「そう、逃れられんかったもんな。」
ひまわり「ねえ、それでつらくって塾やめたいって思ったことってあった?」
S・Y「それはない。」
S「やめようと思ったことはないよ。だって、そしたら勉強できるようにならんやん。」
ひまわり「他の塾に替わるとか?」
K「僕んちはね、一回『塾かわるか』って言われた。あの成績ががたんって下がったとき。でも、絶対イヤやって言ってがんばったら成績ももどったで、まあ、その後は一回もそういう話ないんだけど。」
ひまわり「(塾かわるの)イヤやったんや。」
Y「おい、K、塾愛やな!(笑)」
K「え、だってテスト対策でオヤツもらえる塾なんてないやろ!(笑)」
そうなんだ・・・
つらいけれど、それが自分のためになってるってわかるから、嫌がらずに来てくれるのですね。すぐに成績に結びつくことはないかもしれないけれど、そして、時には思った通りの点数がとれないこともあるけれど、がんばってやっていることは必ず自分の身になっていると信じているから辞めたくないんですね。
そして、オヤツが出るから…は、半分冗談で、半分本気なのかもしれません。
スーパーで買ってくる大袋のお菓子で、高価なものではありません。お家でもっといいものを用意してもらっている子もいるでしょう。でも、みんなと分け合って食べるのがきっとおいしいんです。そして、先輩、後輩はお兄ちゃんや弟で、学校から直行で訪れれば「おかえり」と言ってもらえる温かい雰囲気・・・それが「オヤツ」なんでしょう。
だから、たとえ先生たちに叱られても、先生たちが自分の可能性を信じて「叱ってくれている」と感じられるのかもしれません。
きっと子どもたちが「喜んで塾に行く」理由はそういうことだと思います。
中には、こういうスタイルが合わなくって辞めていく生徒さんもいらっしゃいます。
それはそれで残念ですが、私はひまわり進学ルームを愛して通ってきてくれる生徒のために、ブレずに信念を貫きたいと思います。
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