2012年度 総括

本日は、公立高校入試、合格発表日でございまして・・・。
ようやくすべての受験生の行き先が決まって、ほっと一息でございます。
今年は受験生が多い年で、ご報告が溜まっているのですが、
なかなか気持ちが落ち着かず、すみませんでした。

さて、思い起こすと、合格一番乗りは、大阪芸術大学、AO入試合格のＨちゃん。
AO入試とは、その大学が第一志望の場合、どうしてもその学校に入学したいです！！！という気持ちをアピールすると共に、体験授業を受けてレポートを書いたり、面接をしたりして、合否が決まるシステム。
芸術系の学問には、英語や数学の点数より、素養が大切な部分もあるので、理にかなっていますよね。
Hちゃんが合格できたのはもちろん嬉しいかったけれど、何より、自分のやりたいことを見つけて、一歩踏み出してくれたことが嬉しかったなあ。
中学のときは熱中できるものを見つけられなかったけど、高校で出会った演劇にはとても真剣に取り組んでた。
こういう道には挫折もつきものかもしれないけれど、
どうか、夢を叶えられますように。
彼女にはそのバイタリティがあるから、大丈夫って信じているけれど(#^.^#)

それから、専門学校トライデントに進んだＫちゃん。
空港で働きたいって夢を実現するために、大学より専門学校をあえて選びました。
Ｎ高校から専門学校へ進学する子は少なく、いろいろと葛藤はあったものの、周りの目より実利をとった彼女。
難しい決断だったと思います。
でも、彼女の場合は、難しい大学受験から逃げての選択では決してありませんでした。
専門学校の入学が決まってからも、塾に通い続け、
卒業までに英検２級とる！という目標もちゃんとクリアしました。
彼女の強い意志がある限り、きっと夢を勝ち取れることと思います。

日本福祉大学、健康科学科へ推薦合格のＴくん。
将来は理学療法士になるという具体的、かつ現実的なビジョンのもと、
早くから志望大学に向けての勉強に取り組むことができました。
学校では「生物」の授業を選択できなかったため、塾での勉強＋独学でのこの戦果！
あきらめないことの重要さを痛感しました。

そして、お次は中学受験のＨくん。
本人の第一希望のＵ中学には合格できませんでしたが、Ｇ中学に合格、進学することになりました。
本人はお兄ちゃんと同じＵ中学に行きたかったから、とっても残念ではあるのですが、
先生は、いっつも「お兄ちゃんと」いるＨくんには、良かったのじゃないかと思うのよ。
大学入試だって、高校入試だってゴールではないけれど、
中学入試はもっとそう。
今までは、受験のための勉強をさせられていたかもしれないけれど、
中・高一貫校では、のびのびと、自分のやりたいことを見つけられるはず。
Ｇ中学で、今度こそ、夢を叶えられるよう頑張ってほしいな。

大学受験生、Ｎ君は大金星を獲得してくれました。
私立文系受験に的を絞ったせいもあったけれど、
高３になってからぐんぐん成績ものびて、センターの点数は彼の中では会心の成績！
念のための、超滑り止め校も含め、
日大、専修、駒澤、二松学舎、杏林、帝京に合格できました。
そして、日大法学部に進学します。
Ｎ君の、毎日コツコツと「成すべきことを粛々と」勉強に取り組む後ろ姿は、
同級生のみならず、後輩たちに大きな影響を与えました。

大金星といえば、ＭＡちゃんもだね。
も～、どこを受験するか、から始まって、本当に大丈夫か、受からなかったらどうするか、
あっちも受けた方がいいか、こっちはどうするかって
すったもんだすったもんだの挙句、
今年薬剤師国家試験合格率ナンバー１だった、明治薬科大学に合格できました。
東京のお祖母ちゃんのお家から通える、第一希望の大学です。
推薦入試に受験票を忘れていったり、
試験日に乗り換えを間違えて、会場入りがギリギリだったり、
ホント、勉強以外のことでたくさん心配させられたけれど、今となってはいい思い出（？）
調合を間違えないよう、大学でしっかり勉強してね。

ただ一人国立合格者、ＳＡちゃん。
バイオの道を志して、東京海洋大学　海洋科学部に進学します。
え？海洋？農業じゃなくて？って思いましたら、
「ボツリヌス菌」やら「サルモネラ菌」やらの研究ができる大学なのだそうです。
思い込んだらまっしぐらなSAちゃん、
多分、都会の毒に当てられて道を誤る心配はなさそうですが、
試験管とシャーレがお友達・・・にならないか心配です。（笑）

もう一年がんばる！のが、WAちゃん。
医学部志望の女の子です。
センター試験で思うようにとれなくて悩んだ末、
進路は変更せず、もう一年頑張ることにしました。
ひまわりは辞めて、予備校に通うことになりましたが、
ここで半年勉強できて良かったと言ってもらえたことが救いです。
一浪が無駄にならないよう、心を強くもって頑張って欲しいです。


そしてここからは高校受験編！
まずは私立単願組。
Ｍ君、富田高校（普通科）
Ｈ君、大垣日大高校（特別進学コース）
Ｍちゃん、岐阜女子高校（文理科）
Ｔ君、済美高校（進学コース）

それぞれの生徒、ご家庭が私立単願を選択するには、さまざまな葛藤がありました。
「岐阜」というお土地柄、「できることなら公立に」との気持ちがあるからです。
でも、最後はみんな前向きに決断してもらえて良かったのではないかと思います。
良かった・・・
そう言うのはまだ早いかもしれませんね。
この決断が良かったのかどうかは、彼ら、彼女らが、これからの高校生活をどう過ごすかによるからです。
後から振り返った時に、「この高校に通ってよかった」と思えるような三年間を過ごしてほしいと願ってやみません。


そしてそしてそして！！
長かった、長かったよ、この日が来るの！！！！！
公立受験組！
Ｙ登くん、Ｓくん、Ｙ大くん、岐山高校（普通科）
Ｙ介くん、岐南工業（電気科）
Ｎ美ちゃん、岐阜高校（普通科）
おめでとうううううううう。

あ、ごめんなさい。
ついさっき合格の知らせを受けたばかりなので、ここだけ異様にテンション高い。
Ｙ登くん、Ｓくんは、小学４年生からのお付き合いなので、
どーしても合格させてあげたかった。
６年間のうちにはいろんな事件もあったけれど、お互い（笑）よくがんばれたよね。
苦手な社会も克服できたし、最後は勉強を楽しんでくれていて、先生は嬉しかった！

Ｙ大くんは、学校の先生からは危ないって言われてて、
定員を大幅に越えてる倍率をみて、変更期間にも迷って、
それでも、過去問やって「○○○点とれたら受けよう！」
というハードルをクリアしたから、
不安な中での受験。
合格発表の前日にも
「覚悟決めて明日行ってくる」
ってメールをくれるくらい、不安だったと思う。
今日は、テンションMAXの雄叫び電話をくれました。
だけど、これからも頑張らなアカンよ。

Ｙ介くんは、出戻りくん。
小学生～中１の頭くらいまではウチにいたんだけど、
土・日にリトルの野球があって通えないので、一旦退塾しました。
で、三年の後期になってからの復塾で、ちょっとどうしようかと思ったけど、
頑張ってくれてよかった！
集団＋個別で、追い込み大変だったけど、ホッとしたよ、先生は。

Ｎちゃんは、３年生からの受講で、ここまでよく伸びた！
もともと素養はある生徒さんだったけれど、
一年間でたくさん吸収してくれましたね。
でもまだまだ余力がある感じなので、高校入ってからが愉しみだなあ。

番外編
２年の終わりに退塾したK君。
県岐商の情報処理に合格したそうです。
ちょっと偶然お母さんにお会いできて、ご報告いただけました。
辞めたといっても、もと塾生。
がんばってたんだなあ、と思うとやはり嬉しいです。


というわけで、２０１２年度生たちの、戦績総括でした。
ひま先生は今日・明日はちょっとゆっくりさせてもらって、
また、今年の受験生たちといっしょに戦いたいと思います。

授業を担当してくれた先生たちはもとより、授業以外でもいろいろとアドバイスなどしてくれていたひまわりの先生たち、「ひまわりファミリー」として応援してくれていた塾生のみんな、不安定な精神の受験生たちを支えてくださった受験生の家族の皆様、本当にありがとうございました。