サルビア

太陽の下咲き続ける、赤、情熱の赤

避難家族、去って残ったものは

2011-04-04 21:20:28 | 日記
 疲れ・・・足の青あざ       
       湯上り、ショーツも履けぬ程疲れていたのか
       ふらついて、折り畳み式のドアに指がはさまった
       予期せぬとか、想定外という言葉、
       決して地震津波だけのものではない
       どうしてこんな所に指が入るのか?
       ドアをあっちこっち動かしても事態は変わらず
       しかたなくひっぱり抜いた
       この痛さ!地震で下敷きになってひっぱり出した気分
       時が経ちなんでこんなところが青あざに?
       わからない、痴呆が進んでいるのだろうか?
       霧の中一瞬の間の晴れ間のようにひらめいた
       あの時指のことで動転し、足まで気が付かなかったとは
       こんなに痛いのに
       
 疲れがとれる写真・・・
       笑いも結構あった
       カメラを首にかけていたら、と思うほど
       カメラカメラと探し回っていた
 爪あと・・・7か月児、誰よりもなついてくれるのはうれしいが
       指先に力があって、だっこをする度に首、顎のあたり(顔の下部)をつまんでくる
       秀吉の顔ほどではないが、ヒリヒリする
       小児用の爪切りを取り寄せて切っても変わらなかった
       それでも可愛くてつい抱いてしまう
       今度あう時はどう成長しているだろうか
       この思い出がマイナスにならないように、
       傷よ、シミにならず静かに消えて