季節は逆戻りしますが(笑
今年の冬、クリスマス前に読む参考に(笑
「ゆきのもりのおくりもの」

作:リンデ・ファース
訳:西村 由美
岩波書店
2024年10月18日初版
2,090円
この縦に長い大きさサイズが
「森」の奥深さを表しているような・・・
素敵な雰囲気
でも、読み始めると、街中のマンションのような建物
みんなはとても楽しそうにパーティの真っ最中のようですが
ソフィは・・・
パパはお仕事?なのかな・・・
ソフィは特別な何かを求めて、外へ(パパが見てるような・・・
そこへヘラジカが現れ、森へー
森の動物と楽しく、ひとりぼっちのモミの木に
飾り付けを楽しみますが
それでも、急に淋しさが・・・
表紙をめくってー暗闇の中の降りしきる雪?星🌟?
最後のページに、「おぉっ!!!」と
つい、声を上げてしまいました
北欧の冬のおはなし です(あ、わかっちゃった?(笑
こちらも、表紙の絵が気になって
昔、見たような絵のような・・・講談社さんだし
「みまわりこびと」

作:アストリッド・リンドグレーン
絵:キティ・クローザー
訳:ふしみ みさを
講談社
2014年10月初版
1,540円
本来の小人さんって
こんな感じなのかな?
牛さんや馬さんにささやく
冬は きて、また さっていく もの。
夏は きて、また さっていく もの。
みどりの 牧場で 草を たべる 日も、 もう すぐさ。
3行目は、それぞれに対して違うのですが
繰り返されるので
確かに…と思っちゃう
なんということはないのですが
この感じは、三好達治氏の「雪」を思い出します
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
それのスウェーデン版?のような
雪がたくさん降り積もる中の牧場で
見守りをしてくれている小人さんがいると思うと
安心し、心も豊かになるように思います
表紙を開いてーこれは、折って、切る切り紙の
模様じゃないかしら?
静かな、こんな作品もいいですね
ん?
この作家さんは1907年生まれ???
え~っ
「長くつ下のピッピ」「やかまし村のこどもたち」の
作者さんでした!!