ライオンのおやつ

「ライオンのおやつ」って何だろう。
私が何年も図書館から離れていて、再度利用することになって、最初にネット予約をした本です。

数年前、地元に帰った時から同級生とグループラインをしています。
同級生の１人が、１年前の６月に癌で亡くなりました。
亡くなった同級生は、その時ガラ携だったので参加は出来ずでした。
きっと同級生が亡くなったきっかけで、話題になったのだと思います。
同級生のラインから、BS NHKで放送されている「ライオンのおやつ」を知りました。
興味本位で録画をはじめ、３話くらいから見ました。
最初は、どんな内容？と思い、本を買おうかと本屋さんにも行ってみましたが、
図書館でお借りすることにしました。
予約数は、４００人を超えていたような…。
忘れたころに読むのも良いか～なんて楽天的に思っていたのでしょう。
９ケ月振り、先日やっとお借りることが出来ました。
ちなみに、千葉に住んでいる同級生も図書館利用なのですが、すぐに借りられたそうです。
ふ～～ん、この違いは何なのでしょう。札幌は都会だから？


珍しく、この「ライオンのおやつ」は真面目に読みました。
最初に本を開いて思ったことが、文字のインクが薄い
こんなもので良いの？もっと濃くても良いのに！！と思いました。
そして内容は、TVとほとんど変わらなかったです。
私は、何を期待していたのでしょう。
でもこの度、書き留めておきたい文章が何点かあったので、走り書きをしました。
今までこんなことはなかったのですが、これは年齢のせいだと思います。
忘れる　もうすでに、内容が頭から離れています

もともと死にまつわる内容を苦手とする人もいますが、
私は、読んで良かったと思っています。もう忘れているのに…。
年のせいなのか、早くに子育てを終えてしまったからなのか、
また両親を亡くしたからなのか、「次は、自分の番なんだな～」と死を考えます。
それだけ、自分には何もなくなってしまったのだろうな～～。

ふと思ったこと。
本を読んで、思うことも多々ありましたが、
感想があると言うことは、私「死」を実感しないからなのかな？とも思います。
人間、いつかは死にます。分かっているはずなのに、結局分かっていないのかな？とも…。

苦しまないで、眠るように逝きたい。
「らいおんのおやつ」２００名以上の予約数があるので、今日返しに行きます。
支離滅裂な文章で恥ずかしい。