人間の情報の80%は目から入ると言われています。とは言っても知られていない事は沢山あります。このコーナーでは目やメガネの豆知識・トリビアを紹介したいと思います。自分の知識を搾り出し、なるべく頻繁に更新したいと思いますので遊びに来て下さいね。
まず第一回は〈なぜ目は2つあるの?〉
もちろん、片目でもものを見ることはできます。けれど、すぐ実験できることですが、たとえば片目をつぶってテーブルの上のコップを取ろうとしたとき、うまく行きにくいと思います。ところが、両目なら簡単にできます。 両目で1つのものを見たとき、左右の目の網膜には少しずつ角度のずれた別々の像が映ります。脳はそれを統合して、1つの像と感じるようになっています。その結果、遠くのものと近くのものを区別して、立体的に見ることができるのです。このはたらきのことを「両眼視」といい、生後3カ月ごろからはじまり、6歳ごろまでに完成します。ちなみに、「両眼視」が正しくできるためには、両眼の視力に大きな差があってはいけません。両眼の視線が集中できない目(斜視)や、両眼の視力の差が大きい目(不同視)は、遠近感や立体感が十分ではないことがあります。このような場合は、けがや事故を起こしやすいのでメガネ等での矯正が必要です。
まず第一回は〈なぜ目は2つあるの?〉
もちろん、片目でもものを見ることはできます。けれど、すぐ実験できることですが、たとえば片目をつぶってテーブルの上のコップを取ろうとしたとき、うまく行きにくいと思います。ところが、両目なら簡単にできます。 両目で1つのものを見たとき、左右の目の網膜には少しずつ角度のずれた別々の像が映ります。脳はそれを統合して、1つの像と感じるようになっています。その結果、遠くのものと近くのものを区別して、立体的に見ることができるのです。このはたらきのことを「両眼視」といい、生後3カ月ごろからはじまり、6歳ごろまでに完成します。ちなみに、「両眼視」が正しくできるためには、両眼の視力に大きな差があってはいけません。両眼の視線が集中できない目(斜視)や、両眼の視力の差が大きい目(不同視)は、遠近感や立体感が十分ではないことがあります。このような場合は、けがや事故を起こしやすいのでメガネ等での矯正が必要です。