メガネをお選びしている時、色々なご質問をお受けいたしますが、意外に多く受ける質問があります。それは、結婚式にお呼ばれする時、お葬式に出席する時…など、冠婚葬祭の装いにはどういったメガネが合うのかというご試問です。今回は、メガネを楽しむ上で、冠婚葬祭、つまりフォーマルの場でのメガネについて調べてみました。
ファッション用語に「ドレスコード」という言葉があります。その場の雰囲気を損なわない様、場所や時間、内容に合わせた服装のことです。例えば、ホテルなどのパーティーのドレスコード『フォーマル』と書いてあれば、男性はタキシード、女性はイブニングドレスなどが挙げられるかと思います。
雰囲気に合う服装があるのであれば、やはりメガネもその服装に合わせて選ぶのが自然です。例えばフォーマルを身にまとっているのにセルフレームでは不似合いです。儀礼的な場に最適なコーディネートは、やはり上品で「きちんと感」のあるメガネが相応しいと思います。
結婚式など、華やかな場で行われるパーティーは、フォーマルで出席されることが多いと思いますが、きちんとした装いでも、おめでたい場ですから、明るい照明を受けてより肌を明るく見せるゴールドやシルバーフレームがお勧めです。
二次会やちょっとしたレセプションへの参加など、比較的カジュアルな場であれば、主張の強い華やかなカラーのセルフレームもおしゃれに映るでしょう。
ただし結婚式の場合は、新郎新婦より目立つ格好は良くありません。 主役を引き立てる装いを心がけ、メガネもインパクトの強いものは避けた方が無難です。
お葬式やお通夜など、お悔やみの場で喪服に身を包む機会には、逆に派手な色の素材のフレームは好ましくありません。芸能人のお葬式で参列者が黒ぶちのメガネを掛けているいる姿を多く見られますが、ふちなしフレームレスや黒ぶち、金属枠でもゴールドは避けてシルバーなど、落ち着いた雰囲気のメガネが良いと思います。
このように、その場の雰囲気、ドレスコードに合わせると、普段使いのメガネでは合わないことも多いようです。過去の写真を見ると「服装は素敵だけど、メガネだけ浮いてしまっている...」と感じる事もあるかも知れません。そんな事態を避けるために、冠婚葬祭に適したデザインのメガネを用意しておくのも、マナーのひとつかもしれませんね。
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