滋賀県・京都府とその周辺の山と滝Ⅱ

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2023.04.09 京都東山/うららかな如意越道

2023-04-09 19:08:16 | 京都東山の山と滝

2023.04.09[JR大津京駅10:21〜11:20長等山テラス11:2711:43別所三角点12:08皇子山12:1015:18山科駅](距離9.12km 累積標高476m)

 

新しい靴の試し履きpart2で大津京駅から春を全身で感じながら歩きました。

くるぶし下の筋が人より外に出ているようで、靴を新しくするたびに自分の足に合わせてカスタマイズしなければなりません。
ハイカットやミドルカットの靴であれば、くるぶしごと包み込むので問題ないのですが、ローカットでは筋が靴の縁に当たり擦れて痛みます。
でもハイカットやミドルカットよりシャカシャカと歩くにはやっぱりローカットの方が私には性に合っています。
前回の試し履きでは、やはり右のくるぶし下が痛くなったので、かかとの高いインソールを入れて今回は歩いてみました。

結果、多少縁に擦れるものの、特に気にせず歩ける程度。これなら大丈夫そうです。
徐々に距離を伸ばして慣れていきます。一応しばらくは今まで履いていた靴と併用。山行の程度に合わせてどちらにするか選んで歩こうと思います。

今回はそういった理由で、靴の感触を試しながらの軽めの山歩き。
登山道から外れて急斜面を登ってみたり、軽く走ってみたり、靴紐を緩めたりキツめに結んだり。

初めて歩くコースが多かったのですが、ちょうどこの時期に歩くにはもってこいの気持ち良いコース。コバノミツバツツジは最盛期で、長等山テラスや山科に下る尾根はまさにツツジロード。特に毘沙門堂方面に下りる関電の巡視路はピンクのトンネル。

コゴミやゼンマイ、ヒメワラビなどのシダ類の新芽がちょうど出てきたばかり。産毛を纏ってクリンと丸く頭をもたげたその姿はとてもキュート。
木々の初々しい新緑も青空に映え、逆光で見上げると葉脈がくっきり。

小鳥たちもこの季節を待ちわびたかのように囀る。
サクラの蜜を吸うヒヨドリ、小枝から小枝へとせわしなく飛び移るヤマガラが特に多く見られました。

これらシダや木々の新芽、ツツジやアセビなど樹木の花やスミレなど地面に咲く小さな花たち、蜜を吸うヒヨドリ、切り株の洞に逃げ込んだニホントカゲが顔を出すのを気長に息を潜めて待つなど、自然観察と写真撮影にすっかり夢中になる山歩きとなりました。

 

大津京駅から皇子ヶ丘公園を通り抜けて山に入ります。
皇子ヶ丘公園にはエイザンスミレが咲いていると、近所に住む友人から聞いていたので、探しながら歩きますが見つからず......
これは花弁が細長いですが普通のスミレでいいのでしょうか?

 

新緑のシャワー
皇子ヶ丘公園にて

 

山上不動の滝から山道に入ります。
今日は横の谷にもたっぷり水が流れています。

 

植林地を抜けるとコバノミツバツツジ咲く明るい登山道になります。

 

時々視界が開けて大津京周辺の街を見下ろすことができます。
写真は大津京駅と琵琶湖を周航するミシガン

 

コバノミツバツツジは真っ盛り

 

コゴミですか?

 

やっぱりコゴミですよね?

 

花々よりも逆光で見上げる若葉の方が春を感じます。

 

長等山テラス到着
街の騒音は聞こえますがとても気持ちの良いところです。
写真は北東方面を眺めたところ。大津の街と湖東方面です。

 

こちらは南東方面を眺めたところ。大津南部の街と湖南方面です。

 

千石岩をアップで

 

同じく長等山テラスより比叡山を見る。

 

産毛が何とも可愛いですね。

 

根元からいくつも幹分かれした結構大きな木です。
アカガシですか?

 

これもアカガシ?

 

長等山別所三角点は樹木の中のピークなので遠くの景色は見えません。

 

山頂に1本のサクラの木

 

見事に満開のコバノミツバツツジ

 

ヤマガラさんと目が合いました。
動きが速いのでなかなかうまく撮影できません。

 

ウワミズザクラですね。
花の時期はもうちょっと先のようです。

 

アセビは終盤を迎えようとしています。

 

この子は何という鳥でしょうか?

 

石庭っぽい
これは人工的に見えますが......

「灰山庭園跡」って言うようですね。

 

石庭でランチ
見上げると...

 

石庭近くに背の高い大きなサクラが1本
下の方は散り始めていますが、上部はまだまだ満開状態です。

 

枯れた針葉樹との対比が面白い

 

サクラの木には数羽のヒヨドリ
サクラの蜜が大好きなようです。

 

もう一枚
サクラとヒヨドリ

 

すごく色鮮やかなスミレが咲いていました。
シハイスミレですか?

 

ヒメワラビの新芽
見ている間にも伸びてそうな勢いを感じます。

 

ちょっとグロテスクな大きなシダの新芽ですが、これは何でしょう?

 

キクラゲ
この木にはたくさん生えていました。

 

若葉を逆光で...でもちょっと狙いが中途半端でしたね。
このカメラではこういう逆光撮影は難しい!

 

美しい!かわいい!
計算されたかのような曲線美

 

たまにはこんな写真も撮っておきましょう。

 

今日は撮影メインの山歩きになってしまってます。

 

ススキも芸術的
写真のネタにつきません。

 

アセビ
終盤で色が褪せてきていますが、それでも青空とのコントラストが美しい!

 

音羽山方面

 

シキミの花も盛りです。

 

こちらは山越しに近江盆地

 

見上げてばかりで首が痛くなってきました。

 

午前中、少しだけ雲があったのですが、午後からはピーカンです。

 

ヒメワラビも気持ち良さそう。

 

あちこちにくるりんチョ

 

ウワミズザクラも多くみられましたが、まだまだツボミ。花が咲く時期にも歩いてみたいところです。

 

深紅のヤブツバキも目立っています。

 

倒木地は綺麗に処理されています。
道の両脇は柵です。

 

これはツボスミレですよね。

 

切り株上でニホントカゲさんが日向ぼっこ。
横を通過すると洞に隠れてしまいました。

 

息を潜めて出てくるのを待って激写です。

 

キランソウが少しだけ

 

せわしないヤマガラ

 

山科に下る道沿いにもコバノミツバツツジがいっぱい咲き乱れています。
同じような写真ばかりになるので、ちょっと視点を変えて...

 

アセビもまた違った雰囲気でパシャッ!

 

ヤブツバキとコバノミツバツツジのコラボ

 

若芽と山科のまち

 

コバノミツバツツジのトンネルを潜って道は続いています。
ここでカメラのバッテリー切れ!
歩くことに専念します。

 

送電線巡視路もコバノミツバツツジのトンネル
iPhoneで

 

琵琶湖疏水遊覧船
結構なエンジン音と大きな波飛沫が立ちます。
iPhoneで

 

琵琶湖疏水をしばらく歩き、山科駅へと下って今日の山歩きは終了です。
iPhoneで


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