2021.10.16[白川通りパーキング08:39〜08:49銀閣寺橋西詰公衆トイレ〜08:54〜水場09:26〜月待山09:27〜09:43善気山〜10:08大文字火床10:15〜10:23A18分岐〜10:46大文字山〜11:27天の原(フライパン)11:28〜11:36夢見庵11:55〜12:01子熊山〜12:06玄孫熊山12:07〜12:28鹿山12:29〜13:00出逢坂四辻13:05〜13:39A18分岐〜13:44大文字火床13:45〜14:23月待山14:24〜14:46水場〜14:50銀閣寺橋西詰公衆トイレ〜14:57白川通りパーキング](距離10.42km 累積標高586m)
<ルート情報>
●銀閣寺横の谷の左岸支流道は明瞭だが、今回は少しルートを外れて歩いているため軌跡が本来のルートと異なっています。
●大文字主尾根北側のトラバースルート(冒険の道)は道が細い。東へ行くほど難路となり、トラロープが設置されています。斜面崩壊箇所もあり(少し下って横断)。初心者は立ち入らない方が無難です。
●大文字山頂より天の原(フライパン)までの間は一部を除いて適当に歩いています。この部分は踏み跡もありません。
●夢見庵より熊山尾根へのルートはよく利用されていますが急登です。下りは滑落に注意。
●玄孫熊山より北の道は徐々に急坂になります。最後は急斜面を真っ直ぐ下る難所になり、滑落の危険があるので初心者は立ち入らないように。
●二段の滝尾根道(鹿山方面)への登りは、最初ごく薄い踏み跡があるがすぐ消える。適当に斜面を登っています。
●その他は特に問題なし
<日記>
山登りで長距離歩くときやバリエーションルートを行くとき、一眼レフを首から提げるのは、重くて首や肩に負担がかかるだけでなく、よく木や岩にぶつけるので、軽くて万能で安価なカメラはないかいなと物色。
結果手に入れたのは20~1200mmをカバーで38,000円の[Panasonic LUMIX DC-FZ85]。
全然軽くはなく、コンパクトでもないけど、一眼レフに比べたら二回り小さく、半分くらいの重さ。でもわたしには小さく軽く感じるので、これでいいのです。レンズの付け替えも必要ないしね。
で、さっそく試し撮りに大文字山に出かけました。記録ができれば良いかと思っていただけに、予想以上にちゃんとした写真が撮れているので、まずまずコスパはええんちゃう、って感じでした。拡大するとダメですけどね。
コースは何も決めず、鳥のさえずりが聞こえたらそちら方面にウロウロ、地図で確認もせずに気のむくままに歩きました。
きょうは近場で新しく買ったカメラの試し撮りです。
朝から大文字山は盛況ですね。下りてくる人もいっぱい。
支流の谷道に入ると優しく流れる水の音だけになりました。
なんだか、この曲線が妙に気に入りました。
UAきずなの森と言われる開けた場所に出ました。
鳥のさえずりがあちらこちらで聞こえます。
今まであんまり野鳥には興味がなかったけど、1200mmまで望遠可能カメラなので、鳥でも撮ってみますかね。
ちょうど道は鳥の群れがさえずる中を通るので、途中でしばらく近寄ってくるのを静かに待ちます。そして姿を現したのがこのきれいな鳥。あんまり見かけないなぁと思って、家に帰ってから調べると、ソウシチョウ(特定外来生物で日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれている)だそうです。
初の鳥撮影にしてはまあまあよく撮れたんじゃないですかね。
この後もどんな鳥に出逢えるのか楽しみです。
BUT!!!
その後あちらこちらでさえずりは聞こえるものの、ほとんど姿は現してくれませんでした。探すのにコツがあるのでしょうね。初心者なのでよく分かりません。
「大」の字の右はらいの下に出てきました。
ススキが暑い日が続くけどそれでもやっぱり秋なんだと教えてくれます。
「殿!お待ちください!1枚撮らせてください!」
殿:「くるしゅうない、近こう寄れ。」
「有難きお計らい、では1枚」
など独り言をいいながらパシャ!
おきまりの京都市街写真です。右奥は愛宕。
1200mm超望遠初ショット。
展望所にいる人とも見えるかなと思ったけど、拡大するとやっぱり難ありますね。
青々とした葉っぱ、何という草でしょう。
ノコンギクでしょうか
ドクベニタケでしょう
トラバース道(冒険の道)は1箇所崩壊地を横断
このトラバースルートは細い区間も多く、ロープが設置されているところもあります。
大文字山山頂を久しぶりに踏みました。
山頂北東に広がる平地
ハンモックでお休み中の方がいらっしゃいました。
適当に下ってフライパン(天の原)をめざします。
ここでも近くで鳥の声が聞こえたのでしばらくカメラを構えて待ちます。ときどき姿を現すのですが、カメラをそちらに向けるともういない。
ここでも鳥待機。おそらくシジュウカラの鳴き声だと思うのですが、やっぱり写真には収められませんでした。
鳥初心者のわたしがどうして鳴き声で鳥の種類が分かるのか、とお思いでしょうが、先日BS-NHKで鳥言葉を研究している京都大学鈴木俊貴助教(動物行動学)の番組が面白くて録画して何度も見たからなんです。
きのこはあまり見かけませんでした。
フライパン(withヤカン)
京都ではいちばん有名なフライパンです。知らんけど
ピーひょろピーひょろ♫ 蛇遣いの笛の音が聞こえてきそう。
このあたりもカエデが多いので紅葉時期はきれいでしょうね。
ルリタテハがヒラヒラ
羽根が傷んでますね。すぐに飛んでいっちゃいました。もうちょっと遊んで欲しかったなぁ。
マイマイ
カタツムリを見ると「マイシャローナ」が頭の中で流れはじめるのはわたしだけでしょうか。
急坂を登って子熊山へ
続けて曾孫熊山
さらに玄孫熊山
ここからなかなか手強い激下りです。
下りたところは二段の滝のある谷の右俣下流部、今度はここから激登りで鹿山方面へ。
鹿山への登り返し
小さな谷の右岸にわずかな踏み跡がありますが、このあたりでなくなります。正面斜面を登ります。
鹿山
鹿山から琵琶の滝がある谷に下ります。
あんまりキノコがないのでヒイロタケでも撮っておきますかね。
明日から気温がぐんと下がって秋が深まるらしいけど、ちょっとフライング気味ですよ。
鳥の声に誘われて谷の源頭を登って行きます。
でもやっぱり姿が見えない。
透明植物、現る現る♫
見えるかな?
出逢坂四辻からの下り道はこの崩壊地の上の縁を通ります。
気持ちよく休んでるいるところ、すみませんが通してください。
いつものルーティーン。根元で均等に3本に分かれたクヌギの木の真ん中に立って見上げる。ピラミッドの中央、ここにいるとパワーがもらえそうな気がして
これもドクベニタケじゃないでしょうか
斜めの森。ここをトラバース道が通ります。体が左に傾きそう。
太閤岩のある七廻谷?の源頭部はお気に入りの場所。ここから下ろうかと思ったけど、上の方で鳥が鳴いてるので再び登って行きます。
ヤマガラが姿を見せてくれました。結局きょうの鳥写真はソウシチョウとこのヤマガラだけ。
そのままA18まで登り返して再び火床へ。
空全体が雲に覆われてしまいました。
かじられたハート!Appleのかじられたりんごロゴを連想したのはわたしだけ?
季節外れのスミレが一輪。きょうは見かけた花の数が少なかったので歓迎しますが、いまからちゃんと結実して種はできるのかなぁ
怪奇現象?木から毛が生えている!
サビホコリというきのこの一種みたいです。
お目当てのひとつでもあったセンブリの花を見つけることができました。
つぼみは紫色
1センチまで近づけるマクロ機能も謳い文句のカメラですが、20mmでの1センチですから、こんなもんです。
これは花が終わった後のノギランでしょうかね
ちゃあ:
おじちゃん3時に帰るゆうてたのに、遅かったなぁ。ほんでどこ行ってたんやなぁ。
そやけど歩いてきた道ニャンコみたいやなぁ。
どういうことって、ぼく今からそのポーズするし、よー見ときや。
ほれ!
おじちゃん:
おー、ほんまや。ちゃあのポースにソックリや!
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