今日のランチは、天ぷらの「弥平」で、穴子天丼を頂いて来ました。
穴子の天ぷらもエビ天も茄子も舞茸も、とっても美味しかったです😊
トリュフの茶碗蒸しもオーダーしていたのですが、半分ぐらい食べてしまった時に、「あ、写真!」と気付いたのですが……。
こんな具合でございます😂
汚い画像で、ごめんなさい😓
それで、お味ですが、こちらも美味でした。
しっかり、トリュフを感じました😁
夫は、天ぷら定食です。
天ぷらは、ここからも、揚げ立てがどんどん、来ます。
みそ汁は、あさりと、ワカメでした。
天ぷらは、天つゆの他に、岩塩、柚子塩が用意されたいた。
映画を観に行く予定なので、お酒類は頼まなかったけれど、「国稀」や「日髙見」がありました。
それにしても、ますます、向島「河原のあべ」と、土手の「伊勢屋」へ行きたくなります。
土手の「伊勢屋」は、深谷に住んでいた時に何度か、行ったことがあるのですが、あの頃は行列はなかったはず。
でも最近は、超長い行列があるようです。
そこに並ぶのが、ちょい、面倒。
「弥平」は、札幌の老舗高級料亭、「エルム山荘」が、お手頃価格のお店をということで、街中に出店したとかで、さすが美味しかったです。
* * * * *
ランチのあとは、映画開演時刻までちょっと間があったので、三省堂と無印でショッピング。
そして、いよいよ話題の『関心領域 The Zone of Interest』です。
観客層は、老若男女、多岐でしたねー。
若い女子が一人って、どういうモチベーションで観に来たのかなと正直、興味が湧きました。
アウシュヴィッツ強制収容所の隣で平和に暮らす所長一家を描く…映画『関心領域』予告編
タイトルが英語だったので、セリフも英語かと思ったら、ばっちりドイツ語でした。
アウシュビッツの所長ルドルフ・ヘスが、家族と暮らす家は、アウシュビッツの塀ごしにあります。
塀の内側と外側に、世界の違いを描写した映画です。
映画の中で、、サーモグラフィ映像で登場する、リンゴを土に埋める謎の少女がいた。
彼女のモデルとなったのは、グレイザーがポーランドでリサーチを重ねている際に出会った、アレクサンドラ・ビストロン・コロジエイジチェックという実在の人物だという。
彼女が12歳の頃に、ポーランドのレジスタンスの一員として、たびたび収容者にこっそりと食事を与えていたという実話が映画に取り入れられた。
脚本と監督のグレイザーは「アレクサンドラは人間にも善意が残ってると示してくれた。
そんな彼女の存在に救われたような気がした」と語っている。
でも、映画では、そのりんごの取り合いで騒動が起きているだろう音声が入り、銃声が入る。
塀の向こうで黒煙があがったり、夜の闇のなか、機関車が長い貨車を連結させ走り去って行くシーンとか、怒鳴り声に銃声など、壁の向こうでなにが起きている充分に想像できる場面は、なんども描かれる。
そういう描写の中で、やっぱり辛いというか、かなり切ないのと思うのは、りんごの取り合い騒動の銃声音を聞くときだった。
この映画は、案外、観客が多かったことと、性別、年齢層が、とてもバラバラだったことが予想外でした。
ヘスもアイヒマンにも、共通しているのは、ハンナ・アーレントが指摘しているように、彼らに罪の意識がなかったことだ。
彼らは職務に忠実であり、昇進を望み、戦後の裁判では、家族と過ごす時間が少なかったという後悔の言葉を記しているだけだ。
そもそも、その精神構造、思考回路こそが、問題なのではないか。
ヒトラー暗殺事件、ミュンヘンのビアホール“ビュルガーブロイケラー”を爆破した、ゲオルグ・エルザーを主人公にした映画ある。
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』である。
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』である。
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』予告編
そのエルザーを演じたクリスティアン・フリーデルが、ルドルフ・ヘスを演じていた。
観ている私としては、若干、違和感を覚えた。
それにしても、ドイツはすごいなーと思った。
決して、あの時代を美化しないし、言い訳もしない。
なかったことにも、しない。