ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ 続欠航 夫の場合(^_^;)

昨日の飛行機欠航話しの続き😅 

夫が羽田から、出発時刻20:30が遅延によって22:30に変更されたANAの最終便に搭乗し、新千歳空港に着いたと連絡が来たのは、もう日付けが変わって零時を過ぎていた。

それで、どのようにして帰宅したのか、である。

さすがANA!
空港ターミナルの前に、チャーターしたバスが何台も停まっていたそう。
夫から、札幌駅前行きに乗れたとラインが来た。

私としては、まずは、やれやれ、である。

しかし、札幌駅でバスを降りても、終電の時刻も過ぎて、とっくに駅は閉まっている。
タクシーが駐車しているわけがない。

案の定、夫からタクシーがないので、大通り公園まで歩くとラインが来た。
そして、大通り公園も空車が来ないのでススキノまで行くと、またラインが来た。

真冬、氷点下の深夜、である。

バスの乗客の半数以上が外国人だったとのことで、夫の座席の隣になったオーストラリアから来たと言う方がホテルに連絡済みであるものの、深夜の札幌の街、ホテルにちゃんと辿り着けるかどうか不安だと言ったらしい。

ホテルは、札幌駅から大通り公園に向かって5分程度の、Oホテル。

私が、海外でいろんな人のお世話になっていることを、散々聞き知っていた夫は、「ホテルまでご案内しましょう。私もそちらの方向に行きますから」と応えたのだそうだ。

私は、ローマのコロシアム近くのバス停で時刻表をみていたら、突然日本語で「どこへ行きますか?」と声をかえられたことがある。

カールスルーエでトラムのチケットの買い方を訊いたら、丁寧に教えてくれて、その番線まで連れて行ってもらったことがある。

イトシュタインでは、「駅はどっちですか?」と、乳母車を押している若い女性にたずねたら、「一緒に行きましょう」と言ってくれて、駅まで連れていってもらったことがある。

まだまだ、いっぱいある。

とっても多くの人たちの親切で、私は一人旅を続けてこられた。
外国での親切は、本当に、身に沁みて嬉しいし、心から感謝する。

飛行機の遅延のために、深夜2時頃、人影もない見知らぬ外国で、ホテルには連絡済みとは言え、かなり心細かったに違いない。

夫は12,3人の外国の方々と連れだっての道すがら、このホテル、あそこのホテルと寄りながら、ススキノまで歩いたのだそうです。

夫が、ようやく帰宅したのが午前3時半過ぎ。

私は、ビールを飲みながら、見逃し配信で『不適切にもほどがある』を見て、大笑いをしていました。











最新の画像もっと見る

最近の「ひとりごと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事