すべてのスケジュールが完了し、良い気分で、岡山駅から東京へ向かう新幹線に乗車。
すると、名古屋駅手前で、新幹線が停車した。
小田原で豪雨だという。
安全運行の規定以上の降雨量とのことで、名古屋駅界隈は停車新幹線で溢れかえったらしい。
約1時間半後に運転再開。
東京駅は、大混雑していた。
その人の間を通り抜けて、中央線に無事に乗車。
どうにか、息子の住む国立のマンションに辿り着けた。
翌日、立川のIKEAへ行くつもりだったけれど、なんとなく疲労感が残っており、中止。
息子とランチをし、羽田へ行くために国立駅に行くと、なんと架線断絶で、中央線は運行休止。
再開の目処は立っていないという。
息子が、バスで谷保駅まで行って、そこからJRで分倍河原駅に行き、京王線に乗り換え、新宿へ出るのが最善だと言って、新宿まで送ってくれると言う。
分倍河原駅。
北海道に住む者には、歴史を感じるなかなか興味深い地名だ。
河原がつくと、網野善彦の影響でどうも無縁、公界の匂いを感じてしまう。
名前から地味が豊かじゃない場所だったのは想像できるが、ウィキによると、鎌倉幕府が滅亡するきっかけのひとつとなった、「分倍河原の戦い」の場所だったという。
分倍とは、多摩川の氾濫や土壌の影響で収穫が少ないために、律令制で民衆に支給する口分田を倍の広さにしたことに由来する説があるという。
府中市にある京王線分倍河原駅を降りて南口に出ると、七里ヶ浜で有名な新田義貞の銅像がある。
駅名は、この地で鎌倉幕府が滅亡するきっかけの一つとなった「分倍河原の戦い」が起きたことにちなんでいるという。
息子が国立に住んでいるうちに、一度は訪れてみたいと思っていた場所だったので、中央線の不通のアンラッキーが良いチャンスになりました😁
いつか恋ヶ窪にも、行って見たいものです。
<追記>
無事に新宿に到着し、ここで息子に「サンキュ」とバイバイ。
私は山手線に乗り換え、時計とにらめっこしながら浜松町へ。
無事に搭乗開始ギリギリに間に合ったと、安堵も束の間。
飛行機が20分遅れと表示。
結局1時間近く遅れて、離陸。
帰宅したのは、日付けが変わる寸前だった。
旅の前半、絶好調でしたが、後半は結構なアクシデント続き。
6月のドイツのDBの遅延、運休の経験に比べたら、ものともしませんが😂