昨日、サッカー天皇杯5回戦の残りの1試合
ジュビロ磐田対ガンバ大阪戦がありました。
ベストメンバー等の問題化の最中、
ジュビロ磐田は10人も先発メンバーを変更して試合に望みました。
という事は今季限りで引退の名波選手スタメン出場。
ちょうどBSで生放送があり、しかも解説は代表で名波選手と
絶妙のコンビを形成してた山口素弘氏なのでもの凄く楽しみにしておりました。
『名波選手の引退を1日でも伸ばそう』『元日の決勝まで駒を進めよう』
とジュビロ磐田の選手はモチベーションが高かったようです。
慣れ親しんだトップ下のポジションに入った名波選手。
開始41秒、さすがと思わせるパスから先制点が生まれます。
その後もどんどん名波選手にボールが集まります。
視野の広さ、味方の上がる時間を稼ぐタメの作り方、
大きなサイドチェンジ等、多彩な才能を存分に発揮しております。
山口氏の解説も分かりやすいし、『また一緒にプレーしたい』と絶賛してました。
本当にこのまま引退なんてもったいないなぁと思いました。
この一戦に14年間やって来た事の全てを出して、
自分の集大成にしてるような気がしてなりませんでした。
今まで見続けてくれた人へ、そしてこれからプロを目指す人へ向けての
メッセージだったような気がします。
そしてとってもサッカーを楽しんでいるように思えました。
今朝のコメントからも、『これがラストゲームかも』
となっており、やっぱりなと思いました。
残りはリーグ戦2試合のみ。
残留を目指す大事な試合。
本人は『100%スタメンは無いけど、中山さんとチームを鼓舞する』
とありますが、昨日のプレーぶりなら途中出場でも
十分大きなアクセントになる事、間違い無しだと思います。
それを信じて、鹿島そして最終節の磐田で
プレーしている名波選手が見れる事を期待したいと思います。