物心ついた時から乗っていた電車が
今日で運転を終えました
これも時代の流れなんでしょうか?
何気なく通勤・通学で利用していた車両が
無くなると言うのは少し寂しい気がします
先週末、最後の勇姿を真裕と千葉駅へ見に行って来ました
『ありがとう113系』と言う
『ヘッドマーク』を掲げて走行しております
1日数本でいつ走るかは
当日じゃないと分からないと言うので
早朝より駅に行き
駅員さんに時間を教えてもらう事にしたんです
日中時間を見計らってから
改めて見に行こうと考えていたのですが
約40分後に来ると言うので待つ事にしました
駅での時間潰しは簡単でした
各ホームに電車が来る度に
真裕が大騒ぎしそのホームへ移動
その繰り返し
最近すっかり子供のオモチャ化してしまった『iPhone』
動画や写真を撮る事にすっかりはまってしまったんです
画像に指が毎回掛かってはいるものの、
一生懸命良い写真を撮ろうとしております
その姿がなんか良いんです
今日見に来た電車からバトンタッチをする新型の電車
あずさ号も見る事が出来ました
千葉から乗り換えせず松本まで行けるなんてね
今度行ってみたいなぁと思ってしまいました
そうこうしている内に
お目当ての電車が来る時間となりました
到着ホームには急に同じ目的と思える人が
何人も集まって来ました
ビデオカメラや三脚まで持っている人がね
皆、残り少ない勇姿を見ておきたいんだねぇ
電車がやって来ました
ちゃんと『ヘッドマーク』を掲げております
青とクリーム色のツートンカラーの車両
『青は海の色で、クリーム色は砂浜の色なんだよ』
と教えた事から
見る度にその事を話してくれる真裕
横須賀線の色の代名詞と言う事もあり
『スカ色』とも呼ばれているそうです
亡き父も入れると親子3代で乗って来た訳ですが
42年間もの間走って来たそうです
そりゃ老朽化も進み引退になるよねぇ・・・
懐かしい4人掛けのボックスシートタイプの座席
子供の頃乗ったのには、灰皿が付いていて
よくいじって怒られた記憶があります
今は全面禁煙だからねぇ
これもまた時代の流れかな
僕の中では黄色い総武線よりも
こっちの方が印象強く思い入れもあるのは
何故なんだろう・・・
不思議でなりませんが、
このような機会もあまりないので
経歴を少し振り返りたいと思います
昔はライトが大きかったんです
目が大きい感じ
それが今のようなライトになりました
一時期前面にステンレスの強化板が
張られた事もありました
お化粧してるみたい
後の新型車両のカラーリングを
彷彿させたのは言うまでもありません
お馴染みのカラーリングはごくわずかですが継承され
グリーン車には2階建て車両になりました
昨年には緑とオレンジ色の『湘南色』にも塗り替えられて
走行しておりました
並走する事も
リバイバルバージョンと言った感じ
『スカ色』と『湘南色』の電車が
連結して走っている事もあり
つい珍してカメラに納めた事もありました
房総の海への足として臨時列車を
館山で見かけた事もありました
千葉の観光PR号として
『千葉ディスティネーション号』
車体には菜の花が
そんな113系も今日で走行終了との事
僕らの成長と共に走り続けて来た電車
お疲れ様
今後は青い海の色と黄色い菜の花のカラーリングの
新型がまた時代をかけ走る事になります