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自宅生活が2ヶ月ぶりに始まった。
足が地に付かない感じが違和感を増した。
少しの間それはあったが、すぐに慣れた。
人間というのは不思議なものである。
順応性があり、その場所場所ですぐに順応する生き物なのだ。
2ヶ月も天界(下界から見るとである…)に居た自分も例外ではない。
生活の感覚は取り戻せたが、体が頭の思考についていけない。
思うように動かないのだ。
ゆっくりゆっくりと、まるでお爺さんのように。
筋肉がほとんど落ちてしまい、特に足腰は触るとぺこぺこだった。
人間の筋肉は使わないと衰えていく一方なのである。
もちろんリハビリで時間を掛ければいつかは元に戻るはずである。
(この時はこう考えていた。4年後の現在、まだ100%ではない)
ただ10日後にはまた病院に逆戻りになるため、ひたすら普通の生活を
する事だけに専念した。
とは言っても、周りの出来事は目新しく変わっていた。
新しい冷蔵庫が搬入され、新車が納車された。
電気店へ行き、スーパーマーケットにも行った。
銀行廻りをし、入院生活では出来なかった事を一通りした。
免疫力、数値的には戻っているものの現実は違った。
突進してくる人に対しても上手くかわせなかった。
当然にマスク、腕のサポーター、杖、ニット帽なども外せなかった。
マスクに関しては、この頃からコロナ禍を先取りしていたのである。(笑)
便の状態と検温、食事の管理は自主的に記録していく。
そうこうしているうちに、再入院の前日を迎える。
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