(薬の副作用で、相変わらず血糖値の急上昇、急降下の繰り返しによる、
強烈な眠気に抗えずにいる。)
2017.05.12
あと2~3回は軽い(軽いと言っても40℃近くはあるのだが…)
熱が出るとの主治医の判断。
その後は徐々に平熱に戻る。
そして、血液検査の結果と骨髄穿刺で問題が無ければ、待ちに待った
仮退院だ。
一旦自宅へ帰り、少しの療養のあと再度入院し、3回目の治療
(地固め療法)にはいる。
その日の夜、次の日の夜と、38℃台が続いた。
なぜか夜になると例の寒気と共に、体温が上昇するのである。
何か原因があるのかと、主治医に聞いてみたが、特に無かった。
一夜明けその次の日の朝、久しぶりに見た数字だった。
体温計は、36.5℃を指していた。
平熱である。
この状態を継続させ、血液検査の結果も安定し、骨髄穿刺で白血病細胞が
消えていたら、待望の仮退院だ。
2017.05.18
前日の採血結果で、白血球は8000 まで回復していた。
(基準値は 4000~8000)
微熱が少し続いていた。
抗生剤をもう少し続ける。
クリーンルームが解除となり、久しぶりに病棟奥のシャワールーム
に入る。
やはりタオルで体を拭くのとは大違いだ。
とても気持ちがよかった。
この日、主治医より、全ての検査結果数値も安定しており、体の状態も
良好なので、次回の最終血液検査の結果次第で退院できるとの報告が
あった。
2017.05.22
血液検査の結果は良好。
体温は平熱。
体調問題なし。
完全寛解の状態だった。
次の日、それまでの入院費用の一時清算と、次回の入院予約を済ませ、
退院した。